随想 伊路波村から32~すこしでも光れば

午前2時 眠っていたのに 突然
「わかった」と言って 起きてしまった。
トイレに行ったあと泣いて
また 洗面所で泣いていた。

方法や 現象の理由の解明に
あけくれていた人生だった。

地球は ふるえている ずっと。

人間以外の自然は 何も貯めず
死さえ含めて 何も不安でなく ただあったのに。

ここを 次へのために ちゃんとした場に
したいことさえ やっぱり欲望かもしれないけれど
できればと願う。

なつかしい ふるさとだから。
よくわかっているはずの言葉たちが
飛んできた 「愛」 「積極」 「感謝」・・・・・。

一人でもいいから 少しでもいいから光るんだ。
いつでも すこしでも。

なんて小さな考えだったんだろう。

悲しいくらいだ。
動くんだ・・・。

これから 小さな自分だけでも。

随想 伊路波村から33~イルカのショー

イタリア村がなくなって 少し寂しい感じの名古屋港。
その名古屋港には水族館がある。

中日新聞に「マイルカのあかちゃんを見学する集い」が日に2回
あるというので娘と一緒に行った。

水族館があくと 子どもやカップルが次々に入館。
入り口には大きなイルカの水槽が3つ4つある。
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随想 伊路波村から34~静かに 生かせてくださるもの

音もなく いつもここにあるもの。
静かに 静かに 私たちを生かせて下さる
おおいなるもの。

語れば語るほど 遠くになるもの。

静かであれば また自我が限りなく 伏せてしまう。
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随想 伊路波村から35~いろんなことがあるけれど・・・

5月6日 名古屋駅新幹線の改札口 少し掲げた左手が
末娘の挙げた左手のひらに触れた。

何か恥ずかしくて 改札まで先に。
実は 泣いていたから・・・。

4人の子どものうち 巣立ち第一号が末娘。
東京へ。
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随想 伊路波村から39~人間とは・・・・

どうしても お会いしたい気持ちになった方がいる。
「イエスの少年時代」の訳者 山本貞彰さんだ。
大先輩 80歳。
でもとてもそうは見えない。

友人と共に あるヒーリングスペースでおあいできた。
「お名前は・・・、 何をしていらっしゃいますか。?
年齢は? どんなきっかけでお越しですか。?」
ゆったりと質問されるお声は とても80歳には思えない。
腰もしゃきり。
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随想 伊路波村から38~本当のこと

本当のことを 感じたり聞いたりすると
いのちが 震えます。

それは誰の口からでも どんな出来事からでも一緒です。

木の花の リーダーが語った 覚醒後の現実との調整のできごと。

「富士へ行く。何もかもいらない。すべてあなたにあげる でも
私と 私の考えはあげられない。」

今は共に住む奥様との過去の会話。

奥様をおそったその後のことがら。
お聞きする 私のいのちを 奥様の悲しみが通過します。

人間は繋がっている。 解るまで何度も教えられます。

2月2日 午前1時30分 時を同じにして起きてしまった
家内と長女と 二女と私。

「お父さん 今日籍を入れます。長い間ありがとう。」
「お母さん ここまで育ててもらって 本当にありがとう。」
「お姉ちゃん 心配しないでね。 私はいつまでもずっと
お姉ちゃんの妹だから。」

彼女がおととしの正月だったか
熱田にある喫茶店でのバイトを終えての
帰り道に 空から聞いた声

天体フォルクローレ

私のこころの中にある光が 海と踊る

あの日 ふたりが夢 見たもの

夜更けに 空が言った
『この中で みえるものは
ずっと 美しいものだから
いま 言うことを 心に留めて
きっと 忘れないように』  と。

『愛を奏でることが あなたの生きるしるし』

思い通りにならないことも
環境をのろうことも
人を苦しませ悲しませる出来事も
もう二度と立ち上がれないほどの衝撃の事件も
みんな美しいことだから

あなたの成長を願う大きな意志がなすことだから。

平穏無事な人生や
億万長者で何不自由のない楽な環境では
あなたは ちっとも成長しないから

あなたにだけ差し上げた 大きなプレゼント。

愛が 全てに遍満しています。