随想 伊路波村から20~大空

大空に 長い時間 大日輪。

それは ささやき 行動の喜びを
共有するかのよう。

うっすらと 富士は ベールのような オーラを放つ。

本体は何かを常に語り続ける 体験というもの。

だが 人は現実に負けそうになる。
そして忘れてしまう。

確かに 君は僕だって事を。

いつだって 離れていることなどないのに。
忘れてしまうのだ。

もっともっと 僕はみんなだってことを
忘れてしまうんだ。

そして 遊ぶこの空間。

以前のもの 由来のもの 不明のもの。

人間の由来 描いたとおりのことで
瞬間を まわりつづけている。

独楽のように。

天の駒のように。

随想 伊路波村から22~中国

「私たちこそが 世界の中心民族だ!」という
中華思想が聞こえてきそうな最近のニュース。

なんだか中国との関係が悪くなりそうな事件ばかりが
いっぱい起きている。

急いで訪中の政府の役人さんたち。
そして中国を持ち上げる言葉の数々。
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随想 伊路波村から24~糸

木曽駒のカルパで 円柱にもたれて
プライナスライブのカバー曲 「糸」を聴いていた。

一番が終わり 間奏の最中に 物凄い感慨が
胸に染まって 嗚咽しそうになった。

素敵な詩だけど いつもは 「別に・・・」なんだけれど。
あなたに 会えた今日・・・ 

いつ会えるかも わからない まだ知らないあなた。

そして 時間がたち 分かれなくてはならないあなた。
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随想 伊路波村から26~土

38年前 土木の作業員だった私は
高速道路を建設の第一歩として
まず山に道路の中心線引きのために 20メートルおきに
杭を打つ作業をいたしました。

測量器具と9センチメートル角で先のとがった
木杭と かけや(くい打ちの道具)と測量器具をもって
山の木や草を刈りながら 進んでいきます。
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