糖蜜を使いやすく

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「テネモスのものでは一番のお買い得品だよ。」とEさんがおっしゃった「糖蜜」。「黒蜜」と間違えて甘いと思って注文なさる人もみえますが。サトウキビの糖を抽出するときにでる物です。

「糖蜜」はレトルトにいれるとコクが出るとか、お米を炊くときに入れるとふっくらと炊けるとか、お風呂に入れるとお肌がすべすべになったりよくあたたまると聞きました。

テネモスの記事で、栃木のレストラン「柊」のマスターがビーフシチューをステンレスボトルに入れて、糖蜜を少し入れ一℃で冷蔵後二ヵ月半、シチューがまろやかになってとてもおいしくなったとの報告がありました。

「糖蜜」は微生物を増やす役割。その糖蜜を使いやすくする方法が上の写真です。右側の2Lペットボトルにマナウオーターを7分目くらい入れます。そして左の糖蜜をすべてペットボトルに入れてよく振ります。毎日振ってあげるとシューといって勢いよく吹き出ます。コレを糖蜜液が吹き出ないように注意します。それを2週間から3週間続けますと、シューが止まります。そうすればもう使用できます。

小さな黒っぽい容器に入れ替えて少しずつ使いやすいようにします。170CCが10倍になりましたので、あと20倍から50倍くらいに薄めると植物の土や水耕の水の微生物培養ができます。お料理には好き嫌いが出るかも知れませんが、コクが出るのは確かです。ご興味がある方は試してみてください。

糖蜜10倍 24日

実験開始後9日でORPがプラス70から-472までに下がった糖蜜液状微生物増殖実験の今日24日目はORP+79でペーハー4.1です。ボリビアの糖蜜は精製前なので活発な微生物増殖が続いています。

糖蜜の増幅 二日目

平成28年5月9日に糖蜜を10倍にして増幅を試みて二日目の今日です。ボトルの上のほうが吸引力でへこんでいます。酸化還元電位(ORP)を測定してみました。

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+70mVでした。
相当の還元力があります。
ものを生み出す力ですね。
吸引力と言ってもいいですね。

海老の共食い

海老20日目 水温20.4℃ 10尾元気のはず。

お昼は砂にもぐり、夜活動する海老です。先回の実験ではエサを食べないでいて、それでも150日生きていました。ですがこの150日は実はあいまいでした。一度どれくらい残ったのかの確認をと思い、砂をいじくって探りましたが、5尾の残りのはずが1尾もいません。ということは砂を入れても共食いの好きな海老は共食いをしていて最後に亡くなった1尾が、本当に最後だったようです。

海老養殖の先輩に聞きました。共食いを防ぐにためにメラーサ(糖蜜)を少しだけ溶かして海水に投入したようです。真っ茶になるほどの糖蜜の量ではありません。これくらいです。

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岩魚180日目 水温25度近くに

岩魚(いわな)

ちなみにカタカムナでは魚のことをナといいます。ですから岩の下にいる魚で岩ナです。昨日は水温が24℃になりました。岩魚養殖の専門家のYさんの言によれば、岩魚の棲息限界水温は25℃です。もう近くなってきて、心なしか岩魚に元気がないみたいです。今朝は20℃でした。

前の海老の記録で酸化還元電位ORPのことを記述させていただきました。今朝の岩魚水槽のORPは360MVで飼育環境としては最適です。 “岩魚180日目 水温25度近くに” の続きを読む