中村天風さん


As2

「成功の実現」などの著作でよく知られた
故中村天風さんのことばはもうこれで何十年
毎朝起きるときに唱和しているのでしょう。

「今日一日 怒らず 恐れず 悲しまず・・・」

中村さんの師は頭山満その人です。

大陸に頭山さんが上陸したという情報が
あると、ロシア軍は2キロメートル退却したと
あります。

その頭山さんが塾生とともにライオンの檻の
前に立って言います。

「誰かこの檻の中に入るものはいないか。・・」
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人をとがめていながら 自分はとがめずにいる この無智

このように真理について数々の言葉を
拾い始めますと、現象のことがらについて
成功とか失敗とか、効率とか不効率とか
などのことは「どちらでもよいこと」になってしまいます。

人間は自由意思を持っていて何を思ってもよいです。
ですが真の「自由」とは自分自身の本源を知り
それを把握することだとすると、この世の自由と
実相の自由の差がはっきりとしてきます。

「裁かないこと 裁かれるから」

いつも日常にあっては常にだれかを裁く癖が出てきます。
それは簡単には、自分を裁いていることになるので。
裁かれることに必然的になるのでしょう。

どこにも分離がないと知れば、
わたしのものも、あなたのものもなく
所有という概念すら消えていきます。

明日は今日の愛ある行為によってすでに解決済です。

自分という人を伝える他人という存在。
どうして教えられていることを裁くことができるのでしょうか。

相手という自分なのに。

他を助けたいという望みは それが本当に利己的でなければ すでに成就している

なかなかに信じられないことですが。

元一つの考えが身に染みていて
他の何かの助けになりたいという望みが
あったなら、それはすでに成就していると言います。

「世のことは 思った通りになる」
「出した意識が 現実を結ぶ」
「押したら返る」

自然の法則です。
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関係とは常に目的をもったもの 来る者は誰でも送られてきた者

来る者とは人間だけではありませんね。

来るものはさまざまでしょうか。
そして人さまざまにそれは異なります。
その人専用に送られて、贈られてきたもの。
ギフトですね。

嬉しい楽しいことばかりでなく、
いやなことも、つらいことも含めて。
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世界の覚者たちの夢

富山大学の寮の近くに小さな人が一人通れるくらいの
木のゲートがある。
そこをあけてしばらく小高い丘のような道を上がっていくと
小さな神社がある。

その緩い坂を上りながら正観さんは言った。
「この小高い山の中にね、壷があってね。
それを掘り出そうと、いろいろ考えているの。」

そのことが実行されたかどうかはわからない。
正観さんは天に還った。
その壷には上古10代から伝わった神代文字が
秘められていたようだ。

そしてその坂の先に小さな神社がある。

「御皇城山 皇祖皇太神宮」である。

竹内家の神社である「皇祖皇太神宮」の富山の神社。

「竹内文献」は今の神武以来の皇統とは異なり、
もっともっと古い上古の時代のスメラミコトが
この大和由来であることを記す文献である。
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