神社の池の新しい段階

この6月始めで神社の池の調査を開始して一年になります。神社の責任者の方の目つきが変わってきました。いずれにしても一年間の実験を通じてもっともキーとなったのは有機泥の問題でした。とにかく池の鯉や亀の糞やえさの影響。そして春や秋に池に降り注ぐたくさんの木の葉。これらが泥を増やして少なくなることがないのです。

11月の池のようす。
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それでも一時は水が澄んできてこれは!と思ったのもつかの間で、ポンプの泥詰まりの頻発が一番の解決課題でした。

それがネットを三重にすることや、ポンプをいける枡にフタをすることで今のところ泥詰まりがおきていないようなのです。それでジェットポンプの吐き出し口に池に設置した二台のバンブーシステムのエアーをぶつけて一本にして一台のジェットポンプに利用しました。水の勢いが強く、池が振動しています。

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これでジェットポンプが二台となりましたが、三台目を据え付けて池の水全体を回流させることにしました。バンブー特別仕様でハウスのようです。二台のエアーをぶつけてジェットポンプに入れます。二台のバンブーです。

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設置状況
遠くにバンブーが見えます。

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この三台のバンブー+ジェットポンプで大きく池の水がウズを巻く様に回流し始めました。

何より担当の方の熱意が高くなったことが嬉しいことでした。

ただ泥の問題は今後の課題となっています。楽しみですね。