中学校のグランドに赤トンボがたくさんいました。
グランドゴルフの練習をしている昔の女性たちが言ってました。
「まあ 赤とんぼいっぱい。めずらしいわね。」
それで「そんなにめずらしいんですか。?」と聞きますと、
「めずらしいよ。最近は見たことない。」とお返事。
ここでピ~~ンときました。最近中学校でかわったことといえばプールです。
もしかして最近農薬の増加や水田の減少で、町ではめっきり見なくなった赤とんぼが飛んでいるのは、プールの水が生きているから?と直感しましたが黙っていました。
翌日の日曜日は地域の災害訓練の日でした。中学校の先生も参加されていました。
「あのプールの汚れがなくなってきましたが、バケツのメンテナンスは必要ないんですか。?汚れはどこにいくんでしょうか。」
さすが先生良い質問です。
「無機物の水と有機物の汚れが一緒になってそこになんらかの圧力が加わりますと、物質は変容を遂げて有機が無機質に変化します。水になったりして蒸散すれば汚れは空中です。」
「それからバケツは湧水の原理ですから、濾過の原理とは違います。湧水してくるその山を変えることはできないので長い間メンテは必要ないと考えられます。」
このようにお答えしました。
「水がきれいになりますと、心もきれいになりますね。」
とよけいなことも申し上げました。(笑)