奥の院通信から R4 6/30 「すぐそこにも彼らは火を付けている」

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奥の院・ディープステートはウクライナに火を付けてこれを煽っている。アメリカ合衆国を使ってウクライナに武器供与し、紛争を終わらせるどころか、大きな団扇で煽っている最中である。

 ところで、日本近海でも火を付けようとしている節がある。中華人民共和国(中共)は広東省に「国家総動員令を、平時から戦時へ移動指示」を出した。つまり、戦争準備に入ると宣言したのである。広東省は台湾の対岸であるから、台湾侵攻を開始すると宣言したことになる。中共の台湾侵略を密かに準備しているのかも知れない。彼らは「侵略」とは言わない、「統一」という。

 中共は日本の尖閣諸島を攻撃し、日本の自衛隊に手を出させ、日本をそこで紛争に巻き込む。そして、その紛争に台湾を巻き込む。台湾と中共の人民解放軍とが共同して日本と戦う。台湾も尖閣の領有権を主張しているのであるから、共同戦線をとる。若し台湾の蔡英文総統がこれに反対したら、彼女を裏切り者として糺弾し、台湾の国民党を使って、台湾でテロや破壊工作をし、台湾を混乱させる。台湾企業が大陸で商売しているので、彼らも使われる。

 中共は「台湾統一は尖閣から」という政策を決定したという。アメリカのメディアがこのことを報じているが、日本のメディアは一切何処も報じていない。メディアは日本でも、ディープステートが支配いているので、彼らが報道させないのである。ごく一部の政治家、評論家が、尖閣に「自衛隊の1個中隊でも駐留させよ」と主張しているが、こんなことが日本の国民世論となったら困るから、報じさせないのである。

 支那大陸では、かつて共産党と国民党が、第一次、第二次と国共合作を行って日本との戦争を煽った経緯がある。そこで今回また、第3次国共合作をと企んでいる。台湾の世論がこれを許すとは思えないが、中共はどんなことでも強引にしてくる。香港は返還から50年は制度変更しないと約束していたが、先年これを強引にやってしまった。台湾でテロや破壊が始まったら、この路線を開始したと見るべきかも知れない。しかも、それはディープステートが了解の上で行っているのである。

  アメリカのニューズマックスが「日本を挑発し、軍事攻勢を掛ける中共」、「中共と人民解放軍が南シナ海で、日中間の摩擦を引き起こし、紛争を誘発することを計画」と報じている。若し台湾が日本への支持を表明したら、「統一」を妨げる勢力を鎮圧すると称して、台湾国内でさまざまな破壊工作を実施すると言っている。4月21日の報道では、「日本は尖閣有事に備えよ、日本政府の防衛力には限りがある」と報じ、日本を助けよといっている。

 これは日本の報道ではない、アメリカの報道である。ディープステートは南シナ海で火を付けようとしている。台湾をウクライナに、日本をロシアに仕立て上げると、今のウクライナ紛争と同じになる。最終戦争に持ち込めれば、ディープステートとしては相当大きな武器ビジネスとなり、大きな商売が出来る。彼らにとっては、どちらが勝とうが、いくら人間が死のうが、どれほど国が破壊されようが、何らの興味もない。破壊が大きければ大きいほど、その後の復興需要も大きくなり、更に大きなビジネスとなる。

 最近、日本で憲法改正論が盛んに言われ始めた。これまでは議論すらさせなかった。どうやら、ディープステートは日本が戦争できるように、体制を変更させようとしているようである。若しそうであれば極めて危険なことである。日本を戦争に巻き込むことが彼らのビジネスであるから、日本での憲法改正を煽り始めているのかも知れない。

 憲法改正をした方がいいのかしない方がいいのかはまた別問題である。ディープステートがこれまで議論さえさせなかった憲法改正を、させる方向に舵を切ったとしたら、迂闊に乗ってはならないと言うことである。改正が9条だけとなり、その反対勢力が消滅しつつあるとしたら、彼らの意図する通りに日本は動いていくのかも知れない。

 戦争の後には、必ずウォール街の金貸しが控えている。密かに紛争の種を蒔き、上手く付いたらこれを煽り、世論をその方向に導いていく。日本の左翼や知識人に「9条を守れ」と叫ばせる音量を下げさせる。そして静かに彼らを退場させると言うことになる。間もなく行われる参議院選挙にその結果の一端が現れ出てくるのかも知れない。ディープステートの動きは常に監視しておく必要がある。