再録 「竹のものがたり」 その8~竹へのいざない

藤樹書院を出た後、夕暮れ迫る同じ高島市に
「白髭神社」があるため、当初の思い通りに
参拝させていただきました。
猿田彦さんの神社です。
水先案内人ですね。

琵琶湖に鳥居が建つ、デートスポットみたいで
多くの恋人たちが、水辺で鳥居を眺めていました。
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再録 「竹のものがたり」 その9~熊ちゃんとの出会い

その方熊ちゃんこと,岩熊裕明さんは、27日日曜日の
「テネモスミーティング名古屋」終了後の
午後一時に、お約束通り現れました。

ビルの玄関を二階へとお上がりになる熊ちゃんの
右上腕を自分の左手が触れていました。

「もうこれで一体だね」

熊ちゃんが初対面なのにそっと、そうおっしゃいました。

熊ちゃんのお話ビデオがあります。

そして「夢大地」のホームページです。

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再録 「竹のものがたり」 その10~連載を終えて

「竹のものがたり」はふとしたことのきっかけから
始まりました。

それは、尊敬する方のお話の間違いでした。
それも人物の勘違いを、2度同じ間違いです。

しかしその勘違いのおかげ様で、たくさんの学びが
ありました。
ですから間違いのお話の主は、むしろ恩人といっていいです。

中江藤樹、熊沢蕃山、山鹿素行。
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再録 「竹のものがたり」 その11~ エピローグ

今回の「竹のものがたり」のきっかけは
平成4年から、すでに29年に及ぶ
お付き合いをいただいています、東京の
野口様ご夫妻に書いていただいた個人の御天画から
始まりました。

野口様はいわゆる心霊的な能力をお持ちの方です。
ですから人間としてなんらかの壁を外されていると
感じます。
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再録 「竹のものがたり」 その13~愛媛大洲市肱川町への旅 1

令和3年5月1日、名古屋を息子とIさんと
連れ立って、車で650キロの旅に
午前五時半、旅立ちました。

大洲肱川町大谷のクマちゃんの炭焼き現場が
目的地です。

「車で行きます。
どこかで泊まりますので、ご心配なさらないように」
とのこちらからの申し出にクマちゃんは
「そんなこと言わないで家に泊まってください。
3人は泊まれますので」

暖かなお申し出にあまえて、午後2時を目標に
一路淡路の瀬戸大橋を目指します。
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再録 「竹のものがたり」 その14~愛媛大洲市肱川町への旅 2

予定より一時間遅れて到着ですので、
クマちゃんの計画をズタズタにしたのかも
知れませんが、それでも大切なことを
しなければと御在所のお山をご案内いただくことに
なりました。

御在所の説明はここです。

御在所山689m(愛媛県大洲市肱川町)

石灰岩の林立するお山です。
水に浸食された石灰岩があちらこちらに
見受けられ、さまざまな動物や天の鳥船や、
天狗岩などがあります。

全員無事に山を降り、温泉へ。
そして奥様の手料理で、いつもはお酒を飲めない
クマちゃんも奥様のお墨付きが出たようで、羽目を
外しました。素晴らしいお料理の腕前。

この方がいたればこそのクマちゃんの
奥様は忍耐の人。

そして眼にハンデを背負いながらも
地球と人に貢献する竹炭焼の天才の息子さん。

肱川町の山奥で暮らすお三人の天使です。

これは朝ごはんです。

いよいよ翌朝は、竹炭の火入れです。

息子さんがそのお役目です。

竹藪。

寝かせた竹。

竹はこのように入ります。

そして火入れ。

半日ほどで焼き上がり。
燃料は0です。

途中、竹瀝や竹酢を手に取って
顔に塗りました。
スベスベ。

さまざまなものが炭になっていました。

クマちゃんは、書でも詩吟でも師範代です。

大洲市の小学生は一年生になると
もれなく全員がこの中江藤樹の詩を詩吟で
暗唱させられます。二分間で。

まだ幼くて意味も分からないことでしょうが、
まるで教育勅語のようです。
だから、幼いころから藤樹の精神が
染み込んでいくのでしょうか。

さまざまな目まぐるしい展開にまったく
楽しいお時間を過ごさせていただきました。

ご家族三人のお心を尽くされた、細やかな
ご配慮に感謝しつつお別れの時となりました。

帰りはしまなみ海道回りで帰名しました。

空も喜んでいました。

クマちゃん、ありがとう。

指が龍を指しています。

県名に「愛」を冠する、愛知と愛媛。
不思議なご縁に手を合わせています。

アイアイ傘ですね。(笑)

再録 「竹のものがたり」 その15~竹の化身

「竹のものがたり」の風が吹いた日々が
過ぎ去りました。

マイブームの中江藤樹の熱がいまだ
冷めやらぬ日々はまだ続いています。

そんなある日、下のコーヒー屋さんのかこさんで
毎週火曜日に昔娘さんだった80歳の女性たちとの
朝会議がありました。

会議といっても何も決めませんが、
よもやま話です。
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