致知出版社 一日一話 読めば心が熱くなる・・ 第二弾 7 「咲子はまだ生きていた」

藤原 咲子 高校教諭・エッセイスト

 病との戦いに奇跡的に打ち勝った母は、やがてその壮絶な引き上げ体験記「流れる星は生きている」を書き上げ、作家藤原ていとして一歩を踏み出しました。だがそこにいたのは私がずっと待ち続けてきた暖かくて優しい母ではありませんでした。幼子三人の命を失うことなく引き揚げという苦境を乗り越え、成功者として社会から讃えられる母だったのです。私は兄たちよりずっと厳しく育てられました。少しでも甘えようものなら「あんなに苦労して連れ帰ったのに、いつまでもわがままいうんじゃない」という言葉が返ってきました。
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松のものがたり~その3

駒ヶ根のすずらん颯さんでの松尽くしお料理は
松のエキス入りでまったく感激のお料理でした。

こどももあっという間に平らげて

松の加工品もたくさんあります。粉茶とか松葉茶とか。

さらにこの7月には松の化身である村松美穂さんご夫妻による
試食会が名古屋にて開催され、前回のあまりのおいしさに再び
出向きました。
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松のものがたり~その4

お料理のお話が続きました。
松の本領のお話に移ります。

松葉タバコは喘息にもっとも効果があり
ほんの1本で長年の喘息が治った方もあり、
今までの治癒率は100%だとご主人。

また余談ですが今話題の映画「君たちはどう生きるか」の中に
出てくる「イタドリ」のタバコも糖尿病性の目の疾患で
80%見えなかった方の目が治っています。
もちろん松葉タバコもそうです。

さてさまざまな松葉の効果についてものがたりが
続いていきますが、まず基本の松葉ジュースの作り方です。
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致知出版社 一日一話 読めば心が熱くなる・・ 第二弾 6 「息子からの弔辞」

井坂 晃 ケミコート名誉会長

 七月二十九日の十一時少し前に、葬式の会場である九十九里町片貝の公民館に入った。会場の大部屋は畳敷きで、棺の置かれた祭壇の前には、すでに遺族と親戚の方々が座していた。私は中川夫婦に黙礼をして後方に並んでいる折りたたみ椅子に腰掛けた。祭壇の中央では、個人の遺影がこちらを向いてわずかに微笑んでいる。ドキリとするほど二枚目で、その表情からは男らしさがにじみ出ていた。会場には私のほかに高校生が五、六人、中学生の制服を着た女の子が数人。そして私のような弔問客が三十人くらい座していた。広間に並べられた座布団の席はまばらに空いていた。
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松のものがたり~その5

ここまでのお話で松は本当に万能と気付きます。

出口王仁三郎さんは松についてさらに
「この世は桜で開いて松で治める」と語りました。
大本教ナオのお筆先には
地球に初めて生じた植物は赤松だったとも書かれています。

松葉茶は出口王仁三郎に竹家の筒井敏雄氏が
昭和の始め「このお茶は松葉を干したもので、これを
飲むと不老長寿の利得がある」と言われました。
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