2493「物には心がある」2021.10.22 自分で自分を自分するから

https://tenmei999.blogspot.com/2021/10/249320211022.html

今回は「いっぷくからのありがとう」さんの2021年10月18日の記事を紹介します。

「物には心がある 」

昨日、竹之高地不動社で初めての「火渡り神事」が行われました。

一般的な火渡りとは異なる作法で行われるご神事です。

昨日のアクセス数は、物凄い数でした、、皆さん「火渡り神事」の記事を期待なさってくださったようですが、疲れ果て、ちょっぴりの紹介ですみませんでした。

火渡りに先立って行われる神事

竹之高地地区は、神々と繋がる特別な磁場と言いますかこういったご神事を行うと、

神々の降臨はもちろんのこと様々な非日常的なことが起きます。

剣を持つお不動様が現れたり、大神様が2神並んだ写真が撮れたり・・・

詳しく説明を続けたいところですが、体力の回復がままならず、また次回に続くとさせてください。

かと言って決して人様以上に働いたというわけではないのですが、泥にはまった複数の車を救出したりと普段使わない筋肉を使い、あちこち筋肉痛です(笑)

映像でもまとめるつもりです。

さて、今日は地味なお話です。ですが、心の洗濯にとっては、とても大切なお話です。

どんなことが起ころうと、基本は自分の心だからです。

自分の心さえ、洗心し、感謝の心で満たしておけば安心していられます。

王道です。

さて今日のお話は「物には心がある」つまり、どんなものにも、現象にも神様が宿っているというお話です。

想像してみてください。そっと目を閉じて、昔の東北、深い雪に閉ざされた冬を・・

東北の民族学者、故人ですが、田中忠三郎さんの「物には心がある」という詩がありあます。

企画展:BOROの美学
<引用開始> 引用元 

雪国、青森の冬は厳しい。暖かい衣服がないと暮らしていけない。自分の体を暑さ、寒さから守ってくれるのは身を包む衣服だった。そのために衣服を大切にした。

でも、その衣服でさえも、デパートも呉服屋もなかった時代、自分で作らなければいけない。

麻を植え、育て、それを刈り取って糸にして布を織り、それから着物を作る。

一本の糸、小さな布でも大切にして作られたのが、そんな仕事着や晴れ着だった。

冬の夜、寒さ厳しい中で、継ぎ足した衣をまとい、親子が肌を寄せ合って眠った。

人はそれをボロ着物、ボロ布団というが、それはボロではなく人の優しさだった。

<引用終了>

今夜は「すべての物には魂が宿っている」ということで、小林正観さんのお話をご紹介します。

<転載開始> 転載元 

お金にかぎらず、人間をはじめ、動物、植物から鉱物にいたるまで、あらゆる物に当てはまる宇宙の法則があります。それは次のようなこと。

すべての存在は、感謝して大切にされると、その人を応援してくれる。

なぜなら、すべての物には魂が宿っているからです。心があるからです。

毎日使っているコップには、水や飲み物を入れて飲んでもらうという機能があります。

機能とは、誰かの役に立つということ。落としたりしてこわれないかぎり、コップには飲み物を入れるという機能があります。

電車も自動車も、動いて人を乗せることができるかぎり、機能を果たしている。

生きているのです。

こわれて動かなくなったら、人の役に立たなくなったので、死んだということになります。

そしてその魂たちはみんな、ほかの人たちの役に立ちたいと願っています。

物は言葉をしゃべりませんし、手足もありませんが、つねに誰かの役に立って、喜ばれたいと思っている。だから、使っている人がその物に「ありがとう」という感謝の念を送り、

大切に扱うと、その物は喜んで、その感謝を返そうとします。

大切にしてくれた人を応援するように働いてくれるのです。

毎日使うコップに「愛してる、大好き、ありがとう」と言っていると、その人を応援したいと思うようです。

アメリカのメジャーリーグで活躍するイチロー選手は、自分が使う道具を大事にすることで知られています。グローブやスパイクの手入れは絶対に用具係の人にまかせずに、必ず自分の手で丁寧に手入れをするそうです。バットも地面に寝かせずにボールが当たる面を上にしておくなど、道具を丁寧に扱うのです。

試合中、ヒットを打って塁に出るときも、けっしてバットを放り投げたりはしません。

ヘッドの部分を地面につけて、やさしくバットを地面に置いて走り出すのです。

以前、このようにバットを投げなかったのは、現役時代の王貞治選手でした。

この人もホームランを打ったときに、バットを静かに地面に倒してから塁に出ていた。

以来、30年ぶりにバットを放り投げない選手として球界に現れたのが、イチロー選手だったのです。

王貞治選手

それに対して、ヒットを打つと乱暴に地面にバットをたたきつけて走り出す選手がいます。

外国人選手などで三振に打ち取られると、はらいせにバットを折ってしまう人などもいますし、ピッチャーでも打たれたときにグローブを地面にたたきつける投手をしばしば見かけます。見ていると、こうした選手で大成した人はいません。

一時期はよい成績をあげて話題になることはありますが、長く続けることはできません。

どうやら、長く活躍しつづける選手とそうでない選手の差は、野球の神さまに応援されるかどうからしい。イチロー選手はおそらくそのことがよくわかっているのでしょう。

<転載終了>

人間をはじめ、動物、植物から鉱物にいたるまで、あらゆる物に魂が宿っている。つまり神様が、全宇宙に浸透しているということです。ですから、私たちが、それらの者(物)に、

感謝の気持ちや「ありがとう」という言葉をかけると、喜んで、その感謝を返そうとするのだそうです。

同じ神様が、その相手や、物にも宿っているのですから、同調・共鳴するわけです。

人に対して、誠意をもって感謝の気持ちを伝えれば、相手は喜んで、その後は大切な味方になってくれます。

たとえ相手が、悪意や憎悪、意地悪な気持ちで接してきても、私たちが、相手と同じ波長で「不平、不満、悪口、愚痴」で返さずに、感謝の気持ちを伝えたら、必ず相手の中の魂(神様)の部分が共鳴しますから、味方に変わってしまいます。

これは、人間だけでなく、植物や動物でも同じです。

「愛してる、大好き、ありがとう」と愛の心で接すれば、必ず、私たちの味方をしてくれます。車やパソコンでも同じです。車に乗る時に、「いつもありがとう、今日も無事に目的地に届けてね」って感謝を伝えておけば、きっと事故も起きないでしょう。

この正観さんが教えてくれた宇宙の法則を、日常生活で生かすとしたら・・

・何時も自分のことを目の敵のようにイジワルしてくる人

・怖い上司

・いつも怒ってくる人

つまり「私が嫌いな人」や、「私のことを嫌いな人」に対して、「ありがとうございます」や

「感謝しています」などの言葉を使っていると・・いえ、直接言葉をかけなくともよいのです。心の中で、お顔を思い浮かべて「ありがとう」と言霊を唱えていると私たちの意識は、

全部つながっていますから、相手にその感謝の波動が伝わります。

その結果、「不要になったエネルギーが解放(消滅)されて、愛のエネルギーで置き換わった」状態となります。

また、病気や経済的な状態、子供や配偶者の問題なども同じです。私たちには、不必要なことは起こりません。神様はサイコロを振りませんから、偶然で発生する出来事は一つもありません。

ですから、これらのことも、「問題」として捉えるのではなく、私たちの魂を磨くために

神様が用意して下さったもの。。 

そう考え方を入れ替えるだけで「ありがとうございます」や「感謝しています」という言葉を使うことができるかもしれません。

最初は、この言葉を出すのが苦しいかもしれません。

ですが、最初の苦しさだけ、そこだけを乗り越えてみてください。必ず、自然を含め宇宙が味方をしてくれるようになります。サポートオブネーチャーを実感することができます。

物、そして人には心があります。

どなたの中にも、どんなものにも、神さまが住んでいらっしゃいます。

縄文の古代から、戦前までの日本人は、みな、この事実を知っていました。

この尊い精神基盤を、破壊し、日本人を弱体化させようという邪悪な意思が動き出すまでは。

どなたの中にも神様はいらっしゃいます。人の悪しきところ(鬼心)には目をつむり、良きところ(仏心)だけを見つめてみてください。

良きところがエネルギーを得て、きっと、神様が姿を現してくださいますから。