再録 Iさん懐古 その14~意識してできるものはない

「意識してできるものはない。
神にゆだねて生きる。
天使、天が動かしている。」

さてとても難解に感じます。
というのは「思ったようになる」が
Iさんの言葉だからです。

また押したら返るは作用反作用の法則で
これも自然の法則です。
押す(意識する)返る(現象化する)。

問題は「意識してできるものはない」の
意識をどうとらえるのかです。
普通の意識は自我からの発生です。
何かの希望、何かの欲望。

そうなりますと自我からでた意識によって
目の前の現実が現象化することは
物質化することですから、よく言う
引き寄せの法則は自我からの現象化でしょうか。

いくら引き寄せても自我からの現象化は
幻想にすぎません。
消えていくもの。
きわめて「消極」なものです。

「人間は自ら生きてはいない。すべてロボットの
ようなもの」

ですから人間が意識する自我からの
意識では消えていくものを創造する
ので、意識してできるものはないと
言われたのでしょうか。

それではどのような意識からできるものが
消えていくものではないのでしょうか。
「神にゆだねて生きる。
天使、天が動かしている。」

人間が受ける意識。
みんな天にお任せの意識こそ、
真に創造をするものと言えます。

創造物とは「愛」「癒し」。
永遠の世界を延長するもの。

それは「赦し」「受容」という実践から
生まれるのでしょうか。
それこそが「積極」。
きわめて積みあがるものなのです。

Iさんは言いました。
「テネモスの物がいらない世が願いです。」

みんな天にお任せ!!

「意識してできるものはない。
神にゆだねて生きる。
天使、天が動かしている。」