「軍事挑発」 奥の院通信から R3 10/21

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10月14日から17日まで、ロシアと中華人民共和国は中露合同軍事演習を実施した。そして、その真っ最中の15日、米ロ艦隊接近事件が起きている。アメリカのミサイル駆逐艦「チェイフィー」が演習中のロシア艦艇に60メートルまで接近している。まさに一触即発であった。

 そして、合同演習が終了した10月18日には、中共とロシアの艦艇がそれぞれ日本の津軽海峡を通過した。津軽海峡と雖も公海であるから問題ないだろうと言わんばかりである。日本海での中ロ軍事演習があり、その後の中・露の艦艇がそれぞれ5隻、津軽海峡を通過していったのである。もちろん、日本を威圧することが目的であった。

 一方、中共は、最近台湾の領空侵犯を繰り返している。そのたびに台湾軍機はスクランブルをかけて緊張が増している。現在アメリカ、イギリスなど列強の艦艇が南シナ海に集結している。その中で中共は台湾を挑発しているように見える。全ては日本近海で起きていることである。しかし、日本のメディアはこれらのことを一切報道しない。

 今からおよそ100年前、奥の院は支那の蒋介石を使って盛んに日本に不法を働かせ、遂に支那事変を起こさせた。その直前まで、蒋介石は共産党軍退治で、毛沢東軍を延安にまで追い詰め、毛沢東軍は消滅寸前であった。ところがここで、奥の院は「西安事件」を起こさせた。蒋介石が督戦に行ったところ、張学良軍に彼を拉致監禁されてしまった。

 蒋介石国民党軍にはさんざん痛めつけられていた毛沢東軍の兵士たちは、万歳を叫んで蒋介石を処刑せよと沸き立った。ところが「処刑は相成らん」との連絡がアメリカから、ソ連から入った。奥の院は蒋介石に「毛沢東との戦いを止めて一緒に共同して日本と戦え」と命令した。

 ここで蒋介石に毛沢東攻撃を止めさせ、毛沢東と共同で日本攻撃するように方針転換させたのであった。その後、支那での日本に対する連続テロ事件が発生し、遂に昭和12年の支那事変となったのであった。全てこの絵を描いたのは奥の院であったことは言うまでもない。奥の院はここから支那軍に無限の援助(資金・武器・軍事顧問を投入)をしていく。

 その後は、奥の院はアメリカ、イギリス、ソ連などを使って、日本を経済的に締め上げていった。日本が「窮鼠猫を噛む」ところまで締め上げて、遂に先の大戦を引き起こさせたのであった。後から考えると、全ては大日本帝国潰しのためであったことが分かる。

 現在、奥の院は中共を締め上げている。しかし、本当に彼らは中共を締め上げているのであろうか。まだ分からない。中共は彼ら(奥の院)が生み、その後、隣の大日本帝国を潰してまで育てた国であるから、大日本帝国のように潰してしまうことはないように思う。では何のためか。

 奥の院は中共にある役目を果たさせる。それは奥の院一党独裁の世界を創設するためである。そのために彼らにコロナを作らせ、世界中にこれをばらまかせ、第三次世界大戦を起こさせようとしている。既に起こしているとも言える。日本潰しのために蒋介石と毛沢東を使ったように、今は中共の習近平を使っているのである。

 習近平は日本の真珠湾攻撃を勉強しているので、最初の一撃は決して撃たないようにしているはずである。彼にとっての最初の一撃は、台湾攻撃であり、台湾に対する軍事侵攻である。だから、彼は台湾に一撃を加えたら、アメリカ軍はどうするかを必死で予測しようとしている。アメリカが手を出さないと確認できたら一気に侵攻する。あるいは、何らかの事故で軍事紛争が発生し、それが拡大していくことも予想される。

 その何らかの事故を誘発するべく、冒頭に書いた中ロ軍事演習で、その現場にアメリカの艦艇を入り込ませ、接近事故まで起こさせている。奥の院は日本近海で何をしようとしているのか気味が悪い。先の世界大戦から100年が経つ、そろそろ最終目的に向かって行動することを決めたのかも知れない。コロナ問題を見ると、彼らは既に生物兵器による作戦を開始しているという人もいる。あながち否定もできない状況である。

 生物兵器による皆殺しか、核戦争か、あるいはその双方か、というのである。奥の院は国など関係ない、人類(ゴイム)全てが彼らの敵である。何でもいいから戦争をさせ、お互いに殺し合ってくれれば良いのである。そして、最終的には完全独裁制に導き、世界中を動物牧場にするのである。