再録 Iさん懐古 その10~瞑想しか実感できない

さて何を実感?と思われるのでしょうか。?

もし一度でもそれを体感された方なら
この言葉の意味が「あ~あ~・・・」とおわかりでしょうか。

瞑想中にどれくらいの時間かも、また「それ」が
何かはわかりませんし、言葉では表現できないようです。

Iさんは絶えず瞑想状態のような感じでしたから
突然に「それ」に入ってしまったりして、
時には裸のまんまとか・・・。(笑)

「本質体験はやみつきになる」
ともおっしゃいました。
この世的な五感官能によるやみつきとは
まったくかけ離れた「やみつき」なのでしょうか。

「神に融合するには、無念無想になって瞑想するしかない」
とも。

では神との融合が「それ」なのでしょうか。

ただ一度の体験はもう「足抜けを赦さないほど」強烈な
印象をお人に与えるようです。

Iさんはおっしゃいました。
「人間は一度も眠ったことなどない。
夜眠っているときも起きている。
だから意識をしていながら、無念にして無想であることが
神との融合へと導く」

瞑想の大切さをそのように表現されました。

この世に生かされる自我人間にとっては
24時間無念無想は大変ですが、方向を決めないで
与えられるままをすべて受け入れて行動することは
不可能ではありません。

もしかしてそれを24時間無念無想と言うのかも知れません。

「瞑想しか実感できない」