再録 Iさん懐古 その11~神は無形にして無双なり

「神」と聞いても、なにかいやだなって思う方も
あって、宗教的に聞こえますね。

昭和の時代には「神」と言ったら、ちょっと変な人で
宗教の勧誘かとも思われたのでしょう。

マスコミの写真の顔に「笑顔」はなく、
みんな口をつむんで「男は黙って・・・ビール」でしたから、
「神」なんていったらM首相が降板するきっかけの言葉にも
なったくらいです。

しかし今は。
「神ってる」なんてかなり頻繁に使われるので、
よく耳にする言葉となりました。

その「神」が無形ですから形がなく、
また無双ですから二つとないなんて。

日本の古事記、日本書紀を研究している方々にとっては
ほぼ狂ってる状態でしょうか。

でも聖書では「偶像を拝するな」と言ってます。
また仏教でも「空」がすべてです。

またキリスト教では父の子が私たちで、子は父と同じなので、
子もまた神です。
子が楽園を追放されたのは「自我」がしたこと。
実は今も「分離」はないのです。

そのことを「父と子と聖霊の名において」と言われるように、
三位一体で実相を伝えています。
聖霊はその使者ともいえます。
音、言葉、湧き上がる意識で伝えるのです。

神は無形にして無双で、私たちは神そのものですから
形なく二つとない、また一度も分離したことのない
全一のものと言っているようです。

「神は無形にして無双なり」