休日の朝。
駐車する路上への道すがら、
葉っぱが抜け落ちた銀杏の木を
車内から見上げる。
きれいだなあーーー。
娘と久々に 名古屋城の公園を歩く。
ほっとすることもなく、
歩き続けたママが少し病院で休憩中。
「ゆっくり休めよ。
何にも考えんで。
任せなさい。」
精一杯そんなふうに明るく言葉かけ。
細くなったなあと、足を見る。
ひとまわり小さくなった身体。
選択した人生の種類はあまりに違うけれど、
一緒に30年暮らした。
80歳のおばあちゃんは、
若妻のように若返った。
その背を除けば。
2世代の娘たちは自力で解決の道を探る。
我が家の秋は進んでいく。