「死して内助の功」奥之院通信 R3 7/21

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昨日に続いて、ビル・クリントン元アメリカ合衆国大統領

 6月22日、グアンタナモ収容所でビル・クリントン元大統領の2日目の軍事裁判が行われた。
 クリントンの弁護士ケンドールが、法廷に提出されたテープを真正な物であるかどうか確認したいというので、前回は一旦法廷は終了し、今回二回目の裁判となった。

 テープは、独立系の音声研究所において鑑定が行われ、このテープが真正な物であり、クリントンの会話が残されている物であると確認された。クリントンが確かに、理不尽かつ無慈悲な命令を下し,住人がいるのに建物内に閉じ込め、火を付ける命令を下していた。ここまで来たところで、ケンドール弁護士は、提示されたテープは偽物であると主張する作戦を変更し、一切の罪をかみさんのヒラリーに押しつける戦略に変更したのである。

 テープは本物であったが、ヒラリーとの会話の中に、クリントンが「無実である」と主張できそうな部分があり、この部分をケンドール弁護士が発見し,これを使うことを思いついた。
 ヒラリーはビル(夫)に対して、「もし私に従わなければ離婚し、あなたを無一文にしてやる」と脅迫している会話部分があった。

 ケンドール弁護士は言う。「私の依頼人(ビル・クリントン)は弱い人物なのです。弱い夫で、汚れた生き物です。ヒラリーは(旦那)ビルを、曲がり角ではいつも心理的に操っていたのです」と。
 ここでハンニック中将検事役は咳払いをし、「あなたはこの法廷で芝居をしたいのかね、そんな法的阻害行為(有罪決定を妨げる要因となる行為)は他所でしてくれ。(40年前、実習生モニカ・ルインスキーに対する淫らな行為を糺弾した弾劾裁判を思い出させる)。あなたのその議論は、証人となるヒラリーがいないのだから適切ではないのですよ。あなたは法廷の忍耐力を試しているのだ。我慢にも限界があるんですよ」といった。

 小休止のあと、ハンニック中将検事役は1999年のセルビア爆撃事件に話を変えた。その空爆は、コソボにいるアルバニアのイスラム教徒に対し、民族浄化を図るセルビア軍を押さえるためだった。空爆開始後10日でセルビア軍は撤退し、NATO軍と交替した。
 ハンニック中将検事役は言う、「民族浄化は想像も付かない犯罪であるが、その作戦への参加是非については、ここでは問わない。ビルが空爆参加を決めた理由は、表面的には利他主義に見えるが、真の理由は個人的利益のためだった。本法廷はそれを証明する。軍事援助する見返りに、複数箇所から巨額の賄賂を懐にしたのだった。つまり、彼は大統領職を利用し、アメリカ軍を傭兵に変えたのである。これは反逆罪です」と。

 空爆の2週間前、クリントンは相当な額のカネを受領し、それらをケイマン諸島にあるクリントン夫妻が管理する複数の口座に入金し始めた。500万ドルを国連事務総長コフィ・アナンから,300万ドルをドイツの首相ゲラルド・シュローダーから、500万ドルをイタリア首相マッシモ・ダレマから、そして400万ドルをコソボのアルバニア人リーダーのイブラヒム・ルゴヴァから。
 ここでハンニック中将検事役は、裁判員に金融取引記録を見せた。

 「一体どこからこの記録を入手したのですか」と訊かれたハンニックは
 「草むらの蛇からですよ。クリントンの友達全部が本当の友達ではないのですよ。あなたの顧客は乞食ではないが、自分の利益のために、議会で嘘をつき、我が国を47日間の戦争に巻き込んだ、それには一兆ドルの金を使わされたのだよ。」といった。

 ケンドール弁護士は、「それが本当だとして、貴官は30年も前に起きたことについて、私の顧客(クリントン)に対し、何を次に問責するのでしょうか」と訊いた。
 ハンニック中将検事役は微笑して、「それは次回、100時間後」にといって休廷を宣言した。

 6月24日、軍事裁判所は、ビル・クリントンに有罪判決を下した。軍事法廷は、ビル・クリントンに対し、反逆罪と児童売春の罪状で終身禁固刑の判決を下した。殺人罪はヒラリーの犯罪として逃れられた。結果的にヒラリーに内助の功があったといえば皮肉になるが。
 クリントンが涙を流して身を投げ出し、許しを請う崩壊の姿を見せたからであった。判事と陪審員である3人の士官には、2時間の審議時間が与えられ、その時間にハンニックはクリントンがエプスタイン島でのアドレノクロム・パーティーに参加している証拠を見せていた。これらの児童は、児童売春の犠牲者たちだった。クリントン夫妻は、ビルが大統領在任中も島を何度も訪れ、未成年児童との麻薬パーティーに参加していた。

 「これらの児童は児童売春の犠牲者だった。児童売春は今や1000億ドルの産業である。クリントンとその仲間たちは、そこから利益を得ていた。そして、ビルはそれら全てをコントロールしていた。巻き込まれた仲間は決して部外には漏らさない、漏らしたら殺害されてた。夫妻にとっては、殺害は呼吸するような簡単なことだった。ビル・クリントン元大統領はレイプ魔であり、殺し屋であり、反逆者であり、その他の非難しうる犯罪に関しては、無制限の権力を持っていた。」とハンニックは述べた。

 一方、ケンドール弁護士も法廷芝居を続ける。
 「尊敬する裁判員に申し上げますが、私の顧客(クリントン)は、エプスタイン島には行ってません。確かにフライト記録には彼の名があるでしょうが、手書きではありません。レイプしたこともありません。彼がしたと訴えている女性たちは、有名になりたい連中なのです、元大統領は尊敬されるべきです。」

 こう言われたハンニックは裁判官たちに、クリントン、エプスタイン、ギスレーン・マクセルが、未成年の少年・少女たちと、淫らな性行為をしているところを写した映像を披露した。そして彼は「これらの写真はギスレーンから好意で貰った物です。もっと沢山あります。」といった。