神社の池の活性を始めてほぼ一ヶ月が経ちました。
この池は水路で他の池と繋がっていて、その池から水が流れてきて、溢れた水は水路を通って自然排水されるようになっています。元の池には遠くの井戸の水をポンプで上げてまた別の水路を通ってその池に水を流しています。
雨が降らなければ安定していますが、池の淀んだ場所には臭いがきつい場所がありました。その臭いは活性化の翌日にはもうなくなって、一ヵ月後の今でもありません。
まずは初期の目標である「臭いを消す」ことはできました。
最初は毎日のように池や設備を見に行き、最近では2~3日に一度見に行きます。大きな雨のあとは池は濁ります。でもすぐにまた澄んで来ます。しかしながら池がとても澄んでいるということはなく、亀や鯉が生態の主体ですから、泥が好きなようです。
バンブーシステムの二箇所は当初と何の変化もなくエアーが順調に出て、二つのエアーによって起きる波が互いに干渉しあって、空気振動とともに吸引状態をなしています。丘の上のマナウオーターシステムの湧水部はいろんな変化を見せました。
まず9日後の湧水部の状態です。
細かいシルト質の泥が大磯石の上に溜まっていました。
この泥を一度除去し、もう少し石の面を上げて、細かい泥が自然に流れ落ちるようにしようと、大磯石を流水口のすぐ下まで追加しました。
そして17日後の様子です。泥が石を押し上げるかのように石の上面が持ち上がって流水口を塞ぐかのような勢いです。
そのために大磯石を廃棄し最初のように流水口の下面までにしました。
これで再び様子をみます。いつもの水路が前夜の長い雨で道路に溢れそうで水路は濁った水でした。 28日が経過しました。