すべては水

境があってもすべては水。特に生体とか水に溶けやすいものはわかりやすいです。その中でよく微生物による発酵促進を行って人間による糞尿(便とか尿とか紙など)をにおわない水に処理することは良く知られています。先回のテネモス通信VOL.26には「テネモス屋久島」の糞尿処理の実例のビデオがありました。

この画像に見られるように、便も尿も紙も形なくすべて水になります。そしてきつい匂いも消えてしまいます。

くさい匂いは酸欠の状態を表します。有機物(CO2などは除くCをふくむもの)と無機物(それ以外のもの)が混ざって、圧が加わると中性になろうとするエネルギーが働きます。有機物、ここでは便や尿や紙などに含まれるものは+で、無機物、主にお水などが-です。

+と-が出会うだけでギャップ(差)が生まれます。その差にエアードリームのような空気振動が加わって圧がかかりますと、中和に向かいます。その結果、すべては形なく水に帰します。

実際の処理による作用反作用の真理による結果を表します。入れているものは空気だけなのです。10年ほど前でしょうか、ある名古屋のラーメン屋さんの汚水の水の処理がされました。普通はオイルのフェンスを設けて、溜まる油を別に廃液として、週に2~3度、業者の方に引き取りにきてもらっていたようでした。廃液が溜まるマスにあるフェンスを割って、今回の屋久島の汚水処理と同様のマナエアー処理をしました。油が水になってしまいました。

伊良湖の「まるえい」さんでもこのことをお知りになってすぐに実践されB&Bの便尿を処理できました。溜まるスピードや量などによって、処理の圧を変化させる必要があってやった人だけが納得する、宇宙の真理です。