「天にありては白々の雪 中空にありては瑞雲の雲 地天にありては・・・・・」
水のことです。
水の三体。気体、液体、固体。この現実の世界があるものとして考えますと、すべては水といえます。HとO、すなわち水(質量)と酸素(エネルギー)。この世界は質量とエネルギーだと知花俊彦さんはおっしゃいました。
その物質とエネルギーが一体となったのが現実世界。
「霊肉一体なぜ」
知花さんのこのテープを何度も聞きました。全部が水なら、水しだいでどんなようにでも変容するともいえます。といっても変化させる力は、エネルギーですから、水のもつエネルギー(吸引する力)が物質を変化させるといってもいいかも知れません。
今から21年前に政木和三博士にお会いしました。自動扉や電気炊飯器やテレビの量産を実現した方です。たくさんの特許を取得しましたが、何も自分のものにされずすべてをオープンになさいました。ですがただひとつだけオープンにしなかった特許があります。それは「神経波磁力線」という機器にまつわる磁力線発生装置です。
何がそのころ話題になったかといいますと、ただおなかにあてているだけで、末期のガンの方が治癒したり、重病の方が健康を取り戻したりしたからです。その後には、ドイツでは保険適用の医療法として認められてもいます。
ですがこの日本ではまだ民間療法については厳しい時代でしたから、違法あつかいで、一部の誇大宣伝のために医事法違反に問われました。友人のSさんも、短期間ですが刑に服しました。
政木博士は無罪となりましたが、大きな話題となり、その機器は製造が禁止されました。私の体験では、生まれつきの脳障害のためにすべての認知が不能の幼い子に反応がでました。びっくりしました。またがん細胞が消失した例もたくさん聞きました。痛みも軽減されることも知りました。私のそのころの疑問は、その機器がなぜ病を治す力があるのだろうということでした。
水はH(水素)2個とO(酸素)1個からなる物質です。結合状態はH-OーHのHとHが104度の結合角度です。「神経波磁力線」はこの104度の角度を106度に磁力で広げます。
水は自然に戻ろうとします。106度から104度に戻ろうとして水が活性化するのです。そのことによって不調な肉体が調和される。そんな説明であったと思います。そのころはただ漠然とそうなんだ、からだが活性化するから病気が治るんだとしか思えませんでした。その程度の理解で、20年が過ぎました。
何台もその機器を購入し、困っている方に進呈しました。また水のことも、海洋深層水とかルルドの水とか波動水とかたくさんのことを知りました。波動測定器で多くのものを測定したこともあります。ある水で胃がんの恐れのある方の胃のかげが消えてしまったこともあります。それでもガンが再発した方もあるようでした。
政木博士は意識の大切さをいつも説かれていました。
「他人の役に立つ人間になれ」
それが政木博士の格言でした。また水がすごいものということを知ってはいましたが、どうして水で、どうして磁力線で、またどうしてみんなピップエレキバンとかトルマリン石や水晶の数珠で痛みや血流や病んだ箇所が治るのかを深く考えもせずにいました。
ふとしたことで、すべての疑問が解けていきました。
そして意識と肉体の関係もはっきりとしてきました。
続きます・・・・・・