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最近、「これから株価が暴落する」と言われている。ウクライナ紛争が進行し、これが第3次世界大戦に突入でもすれば、そうなるかも知れない。
しかし今同時に、物価が上昇するとも言われ、こちらは既にその萌しがあり、日本でも物価が上がり始めている。しかし、物価が上昇し、株価が暴落するというのは少し変な気がする。株も物の一つと考えれば、株価も上昇するのではないだろうか。
そもそも、物価が上昇するというのは、表現としては間違っており、正しくは通貨の価値が下がるのである。通貨発行権を独占している奥の院・ディープステートが、彼らの支配のために通貨発行量を増やしてその付けが、その価値を下げ始めたにすぎないのである。通貨の価値が下がれば、あらゆる物の値段は上がり始めるように見える。通貨価値が下がると言いたくないものだから、物価が上がるという。実際は、彼らが発行した通貨の価値が下がるのであるが、そう理解されると彼らの手品がバレてしまう。彼らは自身の発行した無価値の通貨をせっせと実物資産に換えている。
もしそうであれば、株価は逆に上がり始めるのではないかと推測される。株価が暴落するというのは物価が上昇するのとは矛盾してくる。それを敢えて暴落すると宣伝するのは、そこに何かの欺しがあるのではないかと邪推するのである。奥の院・ディープステートが通貨発行、信用膨張を続けてきた付けは必ず来る。それば物価上昇のように見える通貨価値の下落であるから、実物資産の一つである株もその価値が暴騰していく。
ディープステート支配が完了し、人類が完全に奴隷となった暁には、株式市場など無くなるから、その直前には株価は暴落するが、それまでは株式市場は、ディープステートの搾取の手段であり続ける。だましの種であり続ける。そうであれば、今回の「暴落する」というのは、欺しの可能性が高い。つまり、売らせるための欺しである可能性が高い。
1913年、FRBが現在の基軸通貨であるアメリカドルを発効した時の1ドルは、現在5セント以下の価値しかない。20分の1以下ということである。その差額はFRBの儲けということである。彼らはそのために何も提供していない。無償でこの天文学的儲けを叩き出したのである。今では彼らが、世界の富(実物資産)の90%を保有している。これがその結果である。
今からおよそ25年前、四半世紀前、世界の株価は天井をつけたが、その後はこれが下げ続け、最近これがようやく上げ続ける過程に入ってきた。信用創造は止むことなく続いているのであり、その意味では、通貨価値は下げ続け(物価は上げ続け)るはずである。
現在、コロナと戦争で世の中の破壊が続けられているが、それもそろそろ種が尽きて、破壊活動が終息すれば、その反動もあって、一気に通貨価値が暴落(あらゆる物価の暴騰)するのではないかと推測される。株も物の一つと考えれば、これが暴騰するのは理屈上は当然なことに思える。
もしもそうならないとしたら、それは例えば、ウクライナ紛争が第3次世界大戦に発展し、核戦争が始まって地球全体が破壊される事態になるとしたらである。今回、奥の院・ディープステートはそこまで持って行くのであろうか。それはまだ先のことであろうと思われる。
今回は物が足りなくなって値段が上がるのではない。農業生産にしても工業生産にしても、そう急に変化するわけはない。そこには必ず、人為的な要素が入ってくるからこそ物価が高騰するのである。例えば、人工的に物流を止めれば、一時的にサプライチェーン障害が起き、物価は高騰する。つまり、流通障害を起こせば物価は上昇する。
物価は奥の院・ディープステートが、彼らの都合で信用創造を続ける限り基本的に上昇する。つまり、彼らの発行する通貨の価値は下げ続ける。しかし、急激な暴騰なり暴落の裏には、必ず彼らの人為的操作が行われている。間もなく通貨の暴落が始まるのかも知れない。それはいつ始まってもおかしくない。もしそうなれば、物の一つである株の表面的価格も暴騰することになる。
通貨発行(信用創造)は奥の院・ディープステートが自在に決めているから、いつどの程度の暴騰・暴落が起きるか(発生するか)は彼らの思い一つである。物の流通障害や銀行の決済障害などが発生すると、一時的に物価暴騰は発生する。「暴落するぞ」と声高に叫ぶとしたら、必ず疑う必要がありそうだ。