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今からおよそ100年強前の1913年、彼らはアメリカにFRB(連邦準備銀行・中央銀行)を作った。株主は奥の院メンバーで、アメリカ政府は1株も持っていない。FRBがアメリカ合衆国の通貨ドルを発行する。発行の仕方も手がこんでいる。
FRBは発行したドルを先ずアメリカ合衆国連邦政府に貸し付ける。つまり、FRBにあるアメリカ合衆国連邦政府の口座に貸し付けた金額の数字を書き込む(コストは零)。FRBは、その日から利息を取る。
彼らはその利息の財源も用意した。FRB法を成立させると同時に、彼らは連邦所得税法を成立させた。連邦政府がFRBに利息が払えるようにした。それまではアメリカ合衆国連邦には、所得税はなかった。つまり、彼ら奥の院はアメリカ国民から利子を徴収しているのである。
その翌年1914年、欧州で第一次世界大戦を引き起こした。せっかくFRBを作ったのであるから、出来るだけ多くのお金を政府に借りて貰わなければならない。つまり、政府の資金需要を造出しなければならない。政府の資金需要を造出するには戦争をさせるに限る。というわけで第一次世界大戦を起こさせた。
あとは欧州で起こしたその戦争にアメリカを参戦させればいい。これも上手くいって参戦させた。FRBのアメリカ政府に対する貸付額は一気に増えた。いきなりこの銀行の商売繁盛となった。しかし、彼らの欲望には限りがない。
ここで彼らは、ロシア帝国の財産を丸ごと取りに行くのである。レーニン他の与太者に金を貸して、ロシア帝国皇帝の財産を取りに行かせた。これは戦争ではないから、革命と命名した。革命といえば、殺人・強盗など何でも出来る。革命のためといえば、人は殺し放題となった。
1913年時点では、ロシア皇帝はアメリカ・ドル300億ドルの個人資産を有し、間違いなく、世界一の金持ちだった。1億5000万エーカーの土地を所有し、300万人の使用人を使い、帝国銀行に10億ドル相当の金塊を保有していた。
1917年、第一次世界大戦末期のことである。11月6日(日)午前2時(深夜)、赤軍と称する暴力団が、武器を携え、ロシア帝国銀行にトラックで乗り付け、ロマノフ王朝の貴金属全てを持ち去った。その資産の大部分の金塊は、その後すぐにニューヨークのクーン・ローブ社に直接輸送された。この会社のシニア・パートナーのジェイコブ・シフは自分の資金2000万ドルを革命資金と称して融資していたが、ここでそのほとんどを回収しているのである。ここでは利子なんていう小さなものではなく、その金塊丸取りであった。
このジェイコブ・シフは日本に日露戦争の軍資金を貸してくれたことで、日本は彼に感謝し、明治天皇からは勲一等旭日大綬章を授与されている。彼はこの時期、ロシアに金を貸して革命という名の強盗を働いていたのであった。戦争も革命も彼等の商売である。そして、彼らはその都度大儲けを続けている。だから、戦争は長引く方がいい、大きい方がいい。
また、その他の宝石類はヴィクター・ハマーによって、ヨーロッパやアメリカの宝石蒐集家に売却された。売却代金は何処に消えたかは詮索の必要もないであろう。奥の院・ディープステートの面々に配布された。革命というが、ロシアの人民に配られることは一切なかった。
ロシア皇族のマリア妃は死ぬまで個人所有の宝石を持っていたが、1928年死去してから、その宝石類はどのような経緯を辿って何処に流れたかは分からないが、奥の院の特別工作員が奔走し、バッキンガム宮殿に運び込んだ。イギリス王室と奥の院との関係を物語っている。
ロシア革命と称してロシアのその時の財産は、全て奪い尽くした奥の院・ディープステートは、今再びロシアの財産を取りに行こうとしている。ロシア革命と称してロシアの財産を略奪し尽くしたが、そこに眠る資源までは奪えなかった。ソ連という国家を属国にして、その資源を奪っていたが、プーチン大統領が出てきてそれを奪い返した。
そこで再びこれを奪い返すために、また戦争を起こそうとしている。これが今起きているウクライナ紛争である。これを何とか大戦争に持ち込んで、今のロシアを再び彼らの属国にしたいのである。プーチンは良く分かっているので、戦争にまでは、この紛争を発展させないようにしているはずである。それを何とか戦争に持ち込み、世界大戦にしたいのが、奥の院・ディープステートである。