俊敏
八十歳を境にして、私が実践面で第一に取り組むことにしたのは、日常生活におけるその挙止動作の”俊敏さ”です。
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俊敏
八十歳を境にして、私が実践面で第一に取り組むことにしたのは、日常生活におけるその挙止動作の”俊敏さ”です。
死は汝の側にあり
欲の最大なるものは生命の欲である。
これを超越することが出来たら、
自余一切の欲望をうち越えることが出来る。
生命の欲を越えるとは、常に「何時死ぬかも知れぬ」と覚悟していることである。
「死は汝の側にある」で、われわれは生命のある中に、ひたすら道を修行せねばならぬ。
人間は死を覚悟して初めて腰が決まるんですよ。
心の力が勝れば、
敵をも味方にすることができる。
人生の秘訣
電車などに乗った際、かりに途中で何か事が起こり、七、八割の乗客が立ち上がって、窓から外をのぞくような場合にも、じっと座っていられるような人間でなければ、大事はできません。もう一つの例を申せば、橋の下に何かの事故があって、黒山を築くほどの人だかりがしていても、それには見向きもしないで、平気でスタスタとその橋が渡れるようでなければ、大事は出来ません。こういうことは、何でもないことのようでありながら、実は「人生の秘訣」といってよいのです。前に申すような事柄に、動かされるような人間はかれこれいってみたとて、結局、真の頼みにはなりません。
人間は百人の中九十九人、否千人中九百九十九人までが引きずられても、自分一人は引きずられぬという処がなくては大事はできません。つまりそれでなくては、百人中九十九人、否千人中九百九十九人までの人間のやらないことを、われ一人進んでやってのけるという、真の力は出ようがないのです。
どんな些細なことをするときでも、
はっきりした気持ち、心持ちですること。
作日自宅に広島県尾道市在住の友人
M女史から「尾道しまなみ新聞」が
送られてまいりました。3000部発行の
無料の新聞で有志の発行によります。
2023年4月発行の第20号は同じ尾道市に
住まいする川原作太郎さまの特集です。
偉人森信三先生の三賢弟のうちのお一人です。
後のお二方は亡き寺田一清先生そして先日
他界された坂田道信先生です。
ご健在は川原作太郎さまのみとなりました。
若き日の坂田先生が敬愛する森信三先生に
始めて会いに広島向原から宝塚へと50CCの
バイクで走り、先生の家を捜しあて、ガラリと戸を
引いて家の中へとお声をかけますと、
森先生が現れてたまたま中にみえた寺田様、
川原様を共に呼び、
「ここにもいたよ。。」とつぶやかれたとか。
“森信三先生の三賢弟 R5 3/29” の続きを読む
和顔と愛語
「われわれ人間は、いやしくもこの地上に不幸の人が存在する以上、自分の幸福に対して、どこか相すまぬという気持ちを忘れこと」だと思うのである。同時にかくは考えても、この地上の人類のすべてを一人残らず幸福にするということは、現実としては到底実現不可能という外ないであろう。
“森 信三 運命をひらく 365の金言 55 「和顔と愛語」” の続きを読む
日々、「他人に好かれる人間になろう」と
努力してごらん。