再録 Iさん懐古 その13~空から話せば

「空から話せば70億の人に届く」

Iさんとお食事したり、みなさんで集って
講演会後の二次会に行ったりして会話をしていますと、
この世界の現実的な良しあしや、お人のうわさは
ほぼありません。

会社の同僚や、上司やグループでの飲み会とは
おそらく真逆なんでしょう。

ただ体験の中で起きた通常とは異なる
ビックリの体験や世界中でのできごとで
御自分のなさってきたことは話題には出ます。

もちろん講演などのお話はすべて実践に基づく
体験から真理とは何かをずっとお話されます。

一番長くて直接には7時間聞き続けたことが
ありました。
でも全然飽きないのです。
そして眠くもならない。

通常さまざまな集いや会話で、一般的な
この現象世界でのできごと、体験、他人のこと、
悩み、不安、喜び、苦しみ、怒りなどの
お話は、終了した後なぜか長続きしませんし。
どっと疲れる方もみえます。

何故でしょうか。?

昔の若者だった方たちとの同窓の集いなどは
ほぼ少し経つと眠ってしまいます。
そしてお勘定の時起こされて、お別れです。
それでも誘われれば参加します。
空いている日を前もって問われるからですが・・・。(笑)

空から話すとは。?

「空」は何もないもの。
ようするに分離のない元一つの根源。
そして生命であり、完全であるもの。

人間的な自我の考えで話すこととは異なって、
計画や予定のない言葉。
湧き上がったり、感じたりするままに
発声される言葉。
言葉になればそれはすでに物質ですが、
意識される前は「空」です。

それが70億と言う地球の全人類に届くとは、
分離のない生命観をそのまま伝えています。

そして真理の話はどれだけしても、聞いても疲れません。
(疲れる人もいますが、おそらくそれは自我が勝る方)

少しだけ無垢でいられることはなく、
すべて無垢か自我かの決意のみでしょうか。

「ほんとうに語りたいと思ったら真理を語る方がいい」

「肉体はただコミュニケーションだけのために用いる」

あなたはただ愛。

「空から話せば70億の人に届く」