2489「心暖かな者」 2021.10.18 自分で自分を自分するから

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今回は「いっぷくからのありがとう」さんの2021年10月13日「心暖かな者」と2021年10月14日「第一志望の道」の2つの記事を紹介します

「心暖かな者」

私たちはよく、誰かにこう動いて欲しいとか、、自分の都合の良いように、相手が動いてくれることを望みます。

そして、そうならないと、失敗したのは、うまくいかなかったのは、あの人のせいだと、

相手を恨んだり、憎んだりします。

ですが、私たちは決して相手を自分の都合よく動かすことなどできません。

たとえ家族であっても。

今日は、小林正観さんのお話をご紹介します。

<引用開始> 引用元 

「もっと言うことを聞く子になって欲しい」とか、

「もっと理解のある親になって欲しい」と言う人、たくさんいると思います。

しかし、相手に変わってもらいたいと言っている間はダメでしょう、

自分が変わらない限りは。

自分が、相手に対して、

・気に入らない

・おまえは間違っている

・ああしなさい、こうしなさい

と言っていたなら、人間関係はどんどん悪くなります。

絶対に話など聞いてはくれません。

人間関係が悪い状態で、あれをこうしろ、これを解決しろと言っても、ダメなのです。

まず、人間関係を作ることでしょう。

親だから偉い、と思うのではなくて、

相手から信頼され、慕われるという関係になったほうが良いと思います。

皆さんが学校で教わってきた解決方法は、自分の考えを、

・いかに論理的に組み立てるかとか、

・いかに説得力を持たせるか

ということだったと思います。論理と説得力で相手を説き伏せるやり方です。

それで解決できているのならそれでも良いのですが、

もしも行き詰っているとしたなら、解決方法が一つあるのです。

それは、「やわらかな、あたたかい人間関係を作ること」

そして、その第一歩は、心がこもっていなくてもいいから、「ありがとう」を言ってしまうこと。ずーっと「ありがとう」を言って、感謝をし続けていく。

そうすると、人間関係が変わります。

「ありがとう」というのは、その人の「在るがまま」を全部認めてあげるということです。

あなたが人間関係を作りたいと思っている人のことを考えてみてください。

その人が、こっちの方にきたら「ありがとう」と言えるけど、

こっちではなく、向こうへ行ってしまうのなら

「ありがとうとは言えない」ならば、人間関係は作れません。

その人が持っている性格や行動のすべてを含めて、あなたが、ありがとうと言えるようになれるかどうかです。

人間関係ができてしまうと、個々の問題は問題ではなくなります。

それができていないから、多くのトラブルや問題の解決は、皆、

・どちらが正しいか

・どちらが論理的であるか

・どちらに説得力があるか

という方向に話がいってしまいます。

・正しいことを言えばわかってもらえるとか、

・正義はいつか必ず勝つのだとか、

私たちはそう教えられてきました。

正しいものが勝つのではなく、「心優しく温かな方が強い」のです。

人間関係があたたかいものでできていれば、問題がどんどんクリアされていきます。

しかし、人間関係が作られていなければ、いくら正しいことをこちらが主張しても問題は解決しません。

<引用終了>

正しい者ではなく、心優しく温かな者の方が強い!

理屈や理論の正しさではなく、温かな気持ちを持つ者が強い・・

温かな気持ちとは、どんな気持ちでしょうか?

・優しい思いやりの気持ち

・許し合うお互い様の気持ち

・おかげ様の感謝の気持ち

誰かに笑顔で、「ありがとう」と言われれば、心の共鳴現象が起きて、

きっと、心が温かくなり、味方になってしまいますね。

些細なことは気にならなくなり、相手の立場に立って

協調して行こうという気持ちも芽生えてきますね。

敵だった者が、一瞬で味方に変わります。

これから地球が向かおうとする、高度に進化した宇宙文明は、神々の世界のように、

このような温かな心の人たちが生み出す調和した世界なのでしょう。

地球が精神性を重視する世界に舵を切った今、

私たちは、個々ひとりひとり、自分の心の赴くままに、

自分の心の波長に同調する世界に、進んでいくことでしょう。

あなたはどちらの世界に進みたいですか?

「第一志望の道」

今日は「置かれた場所で咲きなさい」で有名な、渡辺和子さんのお言葉をご紹介します。

テーマは、私たちが望むものが、一番良いものではなく、神様は私たちの「願ったもの」よりも、私たちの幸せを増すのに「必要なもの」を与えてくださるというお話です。

<引用開始> 引用元

・いつもにっこり笑うこと。

・人の身になって思うこと。

・自分の顔を恥じないこと。

この「3 つの化粧品」は、

・お金がいらない、

・使っても減らない、

・使えば使うほど質がよくなる、

・どこへでも持っていける。

・そしてアンチエイジング、

つまり、年をとらないために、とても大事な「化粧品」だと思います。

どんなに忙しくても、いや、むしろ、忙しいからこそ、一日の中、5分でも、10分でも静かな時間、一見「無駄な時間」をつくらなくてはいけないのです。

いつまでもおぼえていたら、とても辛いだろうと思ういろいろなことを、

ありがたいことに私たちは忘れることができる。 そして、時間というお薬があるんです。

「自分と仲良く生きる」といい。

好きな自分と四六時中一緒にいる人は、自然と笑顔が多くなり、言葉から刺がなくなり、相手の言葉をふんわりと受け止めることができるようになるから不思議です。

今という瞬間は、

・今を先立つわたしの歴史の集大成であると同時に、

・今をどう生きるか、次の自分を決定するということです。

人生は点のつながりとして一つの線であって、遊離した今というものはなく、

過去とつながり、そして未来とつながっているわけです。

神様は私たちの「願ったもの」よりも、幸せを増すのに「必要なもの」を与えてくださいます。それは必ずしも、自分が欲しくないものかもしれません。

しかしすべて必要なものなのだと、感謝して謙虚に受け入れることが大切です。

人生はいつもいつも第一志望ばかりを歩けるものではありません。

そして必ずしも、第一志望の道を歩くことだけが、 自分にとって最良と言えないことだってあるのです。

<引用終了>

このブログでは、毎回、

・不思議系のお話

・霊のお話、

・目に見えない世界のお話

ではなく、心の浄化に重点を置いたテーマで書いています。

大変に地味です。

月刊ムーに出てくるような不思議な話や本当にあった怖い話のような話は、

ワクワクして好奇心をそそるもので、楽しいものですが、心の洗濯のお話は、地味です。

ですが、「地球の転換期」と言われる今、昔のように平時とは異なり、

私たち自身の意識的な心の浄化が急務な課題と思われます。

次元降下と次元上昇が、それぞれの心の状態によって同時に起こっていると言われるからです。

岡本天明が下した神示、(国之常立神(くにのとこたちのかみ))には、下記のようなことが書かれているそうです。

・またたきの間に天地引っ繰り返るような大騒動が出来るから、

 くどう気つけて(=警告して)おくぞ。

 さあという時になりてからでは間に合わんぞ。

 用意なされよ。(ひふみ神示・下つ巻第28条)

・大峠となりてからでは、いくら「改心します」と申しても、

 「許してくれ」と申しても、許すことはできん。(ひふみ神示・ウメの巻第6条)

私たちの日々の生活の中で、起きてくる様々な現象は、全て神様が起こしてくださっています。

渡辺和子さんが仰るように、神様は私たちの「願ったもの」よりも、幸せを増すのに「必要なもの」を与えてくださいます。

・電車に乗り遅れることも

・リストラに会うことも

・誰かとけんかすることも

・病気になることも

・事故に遭うことも

・誰かと別れることも

全部、私たちの幸せを増すのに「必要なもの」を神様が与えてくださったものです。

長い目で見たら、、後で振り返ってみたら、その無駄だと思った出来事、嫌なことだと思った、その出来事が必ず、人生の良き方向へのターニングポイントだったと分かるはずです。

このように神様に対する絶対的な信頼感で日々の出来事を見てみると、全ての出来事が感謝の種になってきます。

感謝の心さえ、起こってくれば、神々の恩寵が、光のように降り注ぐことでしょう。

何故なら、神々の恩寵は「感謝の心」を媒介して起こるからです。