「続・クオモの軍事裁判」 奥の院通信から R3 10/16

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【昨日の通信の続き】
 短時間の休廷のあと、クランドール少将は次の証人、マルコ・ミランダを召喚した。彼はブルックリンを根拠地とする運送会社BZCのドライバーだった。ここに勤務すること15年、主に米国・カナダ間の農産物輸送に携わってきた。しかし、2020年3月、会社は彼にこれまでと異なる任務を与えた。

クランドール少将「ミランダさん。貴方は供述書において、コッブル・ヒル健康センターへ患者を迎えに行くように指示されたドライバーの一人だったと述べました。間違いありませんか?」
ミランダ「コッブル・ヒル以外もありました。」
クランドール少将「指示書にある作業は、施設の患者を冷蔵用トラックに載せることでしたね。」

ミランダ「私は患者を誰も移動させていません。いつも施設の職員が移動させ、トラックに乗せるのです。私と助手は、運転するだけです。それが仕事のすべてです。」
クランドール少将「車両に乗せた時は、患者は全員生きていたと確認できますか?」
ミランダ「ハイ、彼らは全員、息をしていました。何人かは手を振ってさえいましたからね。ホームの職員は輸送中使用する鎮静剤をあげていたくらいです。」

クランドール少将「患者たちは、どのように収容されたのですか?」
ミランダ「トレーラーの内部の両側に3段ベッドがあって、そこに寝かされ縛られるのです。」
クランドール少将「保冷トレーラー内の温度はどのくらいでしたか?」
ミランダ「家にある冷蔵庫くらいです。ダイヤルで上げ下げできるのですがね、摂氏で18から‐7くらいです。温度調整(サーモスタット)は最低にするように言われていました。」

クランドール少将「その温度の中では、生きている人間でも、長くは生きられないことは知っていましたか?」
ミランダ「私には関係ないことです。私は言われたことをしたまでです。貴方はクオモ兄弟に逆らったことがないでしょう。逆らえば、自分にも家族にも、どんなひどいことが起きるか、自分にも家族にもね。私には妻と3人の子供がいるんです。」

クランドール少将「貴方は命令の背後にはクオモがいたと、確信をもって言えますか?」
ミランダ「私たちは采配を振っているのは誰か、知っていました。」

 クランドール少将「患者たちは何処に連れていかれたのですか?」
 ミランダ「ハートアイランドに掘られた巨大な集団墓地があります。私たちはシティアイランドに着くと、待っている人たちがいて、彼らが遺体を降ろし、沖合のハートアイランド行きのフェリーに乗せるのです(いずれもニューヨーク州ロングアイランド湾内)。私は遺体には触ったことはありません。私がしたのは運転だけです。」

 クランドール少将「貴方は、供述書で言っている積み下ろしの現場で、クオモを見たと述べていますが、それは間違いはありませんか?」
 ミランダ「私はあの野郎を見ました。携帯電話で奴のスナップショットを撮ったくらいです。」

 クランドール少将は、防護服を着た6人の男が死体をトレーラーから降ろし、フェリーに乗せる作業のそばに立っている、クオモの写真を証拠として提出した。

 クランドール少将「あと一つだけ。貴方は2020年の3月から9月迄の間に何人くらい運びましたか?」
 ミランダ「数千人です。私の車だけではなかったのです。5台が常時走っていました。」

 クランドール少将「貴方は、今日の証言で、見返りとして何かを約束されましたか?」
 ミランダ「私はやったことが間違いだったことは分かっています。しかし、私たちは恐ろしかったのです。さっきも言ったように、クオモ兄弟を舐めてはいけません。私は神の許しを乞うばかり。」

 最後に現れた目撃者は、メリッサ・デローサ女史だった。この女性はクオモの盟友であり、補助者であり、マウスピースでもある人物だった。前州知事クオモを多くの女性がセクハラで告発したとき、彼女は州のポストを辞職していた。彼女はミリタリーの法廷(軍事法廷)に、多くの文書と電子ファイルを提供して、これまでの目撃者の証言を裏付けることに協力した。

 クランドール少将「デローサさん、貴女が今日ここで話したくないことは分かります。 しかし、貴女の雇用者であるクオモ、今日ここに座っていますが、これまでに行ったとされる疑惑の行為から利益を得ていたこと、そして、そうしたのは或る行動計画(アジェンダ)によるものであり、その行動計画とは、コロナの脅威を人為的に拡大することだった、その事実を話すことができますか?」

デローサ「はい、その証言は可能です。私が提出した書類には、それら全てが書かれています。」
クランドール少将「アンドリュー・クオモは数千人のシルバー市民の殺人に責任がある。その人たちは、クオモの行為がなければ、今も生きているかもしれない。そう言えますか?」

デローサ「数千人ではない、数万人でしょう。」
クランドール少将「貴女はクオモが恐ろしかったですか?」
デローサ「ぞっとするくらい怯えていました。」

 目撃者たちの退出を許した後、クランドール少将は、裁判官たちに、文書をよく読み、聞いた証言を徹底的に考慮にいれるように指示した。裁判官たちは控室に籠り、3時間を費やした。そこから出てきた裁判官は、「クオモは全ての訴因について有罪であり、死刑を勧告する」と述べた。