「ワクチン強制」 奥之院通信 R3 8/13

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日本では、ワクチン接種が半ば強制されている。強制ではないと言いながら、職場で接種が強制されている。その中に、自衛隊員がいる。彼らは上司から言われて接種している。隊員の中には渋々、泣き泣き、接種している人もいるはずである。

 以下は、アメリカでのことで参考になる。
 米海兵隊司令官、国防長官を叱る:「海兵隊員にワクチンは打たせない」
 海兵隊のディヴィッド・バーガー大将(61歳)は、先日8月9日(月)、国防長官ロイド・オースティン(68歳)を叱った。
 オースティン長官が、「全ての軍人はワクチンを接種しなければならない。従わなければ軍事法廷にかけられるか、もしくは解雇される」と脅したからである。オースティン長官とバーガー大将との間で激しい口論があったようである。それが一部、バーガー大将のオフィスから漏れてきたという。

 国防長官は記者会見で、「ワクチンは国防の即応体制を維持するために必要であり、FDA(食品医薬品局)」の認可如何に関わらず(FDAは強制接種は認めていない)、長官としては強制接種を実施する」と述べたからである。
 一方、これに対し、バーガー大将は、「我が海兵隊には強制接種はさせない」と断言した。

 某筋が入手した通話記録によれば、バーガー大将はオースティン長官を酷くこき下ろし、「裏切り者」と罵っている。その上で以下のように言っている。
 「いかなる状況にあろうとも、海兵隊は有害の可能性のあるワクチンを強要されることはない。FDA(食品医薬品局)さえも承認していないのだからな。あんたは臆病者で裏切り者なんだよ。国民に安全保障を提供している男や女(軍隊)に、悪い行政を押しつけている連中に、操られてはならないぞ。あんたも、あんたを操っている人形大統領も、こんな政策を押しつける権限はないのだ」と。

 これに対し、オースティン長官は反論する。
 「兵役に就いている軍人に対しては、ワクチン接種は絶対命令なのだ。兵士はアメリカ政府の財産なのだからな。コロナ注射を受けるかどうかを、自分で決めることは出来ない。連邦政府とバイデン大統領が彼らのために決めたのだ」「彼らは、詳しい情報を与えられた上での決断は出来ない。だから、出来ない決断を我々指導者が、彼らのためにしてやったのだ。バイデンとハリスにその責任があるのだ。ここの兵士にはないのだ」と。
 ここでオースティン長官は、「もし我らの戦闘部隊がワクチン接種を受ければ、保守主義者や福音派は自分たちもワクチン接種をしたいと考えるのではないか」といって、急に政治的になった。

 しかしバーガー大将は言う。
 「効能が確認されてもいないワクチン接種と、副反応には構わず急いで開発されたワクチンとを、比較するのはフェアではないな。CDC(米疾病対策センター)やアンソニー・ファウチ(米感染症対策トップ)は腐敗しているのだよ。何故、操り人形政権はNIH(米国立衛生研究所)のワクチン犠牲者レポートを隠したのかね?」

 オースティン長官は、「誰かが死んだらみなそれはコロナの所為、というさ。違う原因で死んだ人を含むかも知れない場合は、それはワクチンの所為だとはいわないよ。私は医者ではないからね、私は、バイデンの国防長官なのだから、命令には従うのさ」といった。

 バーガー大将は言う。
 「バイデンは、そしてあんたも、実は軍を統率していないと、聞いたことはなかったのかね。メディアに対して好きなことを言うはいいさ。あんたはあんたの魂を売ったのさ。自分の良心に恥じないように生きろよ」「自分は他の統合参謀本部メンバーの支持を得ており、彼らに対し正統ではない政権から来る不法な命令には、従わないように頼んでいるのだ」「兵士がワクチン接種したいと言えばそれでも良い。そうでなかれば、兵士は腕まくりをしないさ。もしもあんたが海兵隊の誰か一人にでもワクチン接種を強制したいと来るなら、武装してくるんだな」といった。すごんでいる。

 普通に考えれば、オースティン長官はバーガー大将の上司である。年齢も7歳上である。年上の上司にむかって、バーガー大将がすごんでいるのは非常に興味深い。今のアメリカ合衆国の政治状況が良く分かる。少なくとも軍はバイデン新政権の正統性を全く認めていないことが分かる。これは今のアメリカ合衆国を見る時は、必ず心に留めて見なければならないことであると思う。

 翻って、日本の自衛隊の隊員について思うと、少し悲しくなる。自衛隊のことを悪くは言いたくないが、ここでは明らかにワクチン接種を強制している。強制することに対する議論も聞こえて来ない。「強制ではない」といいながら、強制しているようで、そこにある種の陰湿さを感じる。その被害者は直接的には自衛隊員であり、ひいては日本国民である。日本国の保護者である。