「続くヒラリー裁判」奥之院通信 R3 7/23

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2012年9月以後、リビアやエジプトで次々と起きた「アメリカ在外公館襲撃事件」は、昨日書いたハイチの子供の人身売買に続いての、ヒラリー被告の犯罪事件であった。

 今年4月12日午後、ヒラリー・クリントンの軍事裁判法廷は、この「アメリカ在外公館襲撃事件」で悲劇的に命を落とした、4人の勇敢なアメリカ人に敬意を表するための、厳粛な黙祷で始められた。
 デジタル・ホワイトボードには、事件で犠牲になったクリス・スティ―ブンス大使、ジョージ・スミス情報管理官、CIA契約者であり元米軍ネイビーシールズのタイロン・ウッズ氏とグレン・ドハーティ氏の写真が大きく映し出されていた。ヒラリーはこの映像から目をそらせていた。

 ハニンク中将は、三人の裁判官(軍人)に訴える。
 「この拘留者ヒラリーは、アメリカ人の命を守ることよりも、テロリストと仲良くする事に興味を持っていたのです。多くの人々にとって、7年前に起こったこと(ベンガジ事件)を忘れるのは簡単でしょうが、私たちは忘れることはできません。私たちは無常にもアメリカ人の命を無視した、この拘留者ヒラリー(当時の国務長官)の所為で、4人の立派なアメリカ人が、アメリカ国旗に包まれた木箱に入れられて、家族の下に帰ったきたことを忘れることはできないのです」と。

 「この拘留者ヒラリーは、襲撃の事は終わるまで何も知らなかったと証言しましたが、それが嘘だということは証明できます。CIA別館にいた職員は、1マイルも離れていない領事館が燃えているのを見た時、すぐに彼女のナンバー2であるウイリアム・バーンズ国務副長官(現CIA長官)に知らせた。彼はすぐ(午前3時)にヒラリー・クリントン国務長官に電話を掛けています。
 彼は、CIAの職員たちが、次に破壊されるのは別館だと分っていたので、それに対する備え
として防禦・反撃したいと伝えました。しかし、ヒラリーはこれを拒否したのです。
 
 ハニンク中将は、その日の夜の電話会話の録音を再生した。そこには明らかにバーンズと話しているヒラリーの、魔女のような笑い声があった。
「国家が大規模な攻撃を受けています。アロー(CIAの別館に対する国務省内のコードネーム)は防禦・反撃をしたいと訴えています。彼らは次に攻撃されるのは自分たちだと分かっているのですよ」とバーンズは言った。
「午前3時よ、それについて私にどうして欲しいの?」とヒラリーは言った。
 (バーンズ)「アロー(CIAの別館)にゴーサインを出してもいいでしょうか?」

 長い沈黙の後、ヒラリーはきっぱりと言いました。
 「駄目よ、絶対にダメよ、私たちはアル・シャリーア(イスラム聖戦士)を敵に回すことは避けなければならない。もしこれが爆発したら、全てが台無しになるかもしれない」と。
 もし、ベンガジにCIAがいたことが公になれば、(シリアへの)武器密輸作戦は崩れ、リビア暫定政府は、アメリカ人がリビアの地に足を踏み入れることを、好ましい事ではないとみるでしょう。

 その時、ハニンク中将はテープを止めて、爆弾発言をした。ヒラリーの一番の関心事は政府の秘密作戦を守ることだったのです。ベンガジの在外公館は、シリアの反アサド勢力に武器を密輸するための隠れ蓑として、CIAに利用されていたのだと強く主張した。
 アメリカ政府の秘密作戦とは、「アラブの春」と称して、北アフリカから中東にかけての地域に、火を付けて回っている奥の院・ディープステートの作戦のことである。彼らはアメリカを使って、この地域に火を付けて回っており、ヒラリー国務長官がこの作戦を実施していたのであった。その一つがこのベンガジ事件であり、4人のアメリカ人が犠牲になった。

 ハニンク中将は、録音テープを再生した。
 「アロー(CIAの別館)は撤退よ、わかった?次に何が起きようとどうでもいいわ、彼らは一切動いてはだめよ」と、ヒラリーが言っているのが聞こえました。
 「アメリカ人が死んだらどうするのですか?」とウッズ氏が執拗に聞きました。
 すると彼女は、「起こることは起こるわ、明日の朝私に報告して頂戴。私はベッドに戻るわ」と、ヒラリーは言って消えた。

 ハニンク中将はテープを停止した。
 「この件について彼女が有罪か無罪かを判断するのに、これ以上聴く必要がありますか?私はそうは思いません。このテープを聞けば明らかです。あなた達(三人の裁判官)の前に座っている、この拘留者(ヒラリー)は、4人の男性の死の直接の原因を作ったので、その責任を負わなけばなりません。彼女は彼らのこの死に加担しており、国家反逆罪で有罪です」と訴えた。

 彼は今日聞いた事をよく理解するよう法廷に求め、13日(火)に審理を再開しますと宣言した。