今年のカルパの集いでお料理をお願いする
予定の東京江戸川の榎本さんに最後の御挨拶を兼ねて
打ち合わせに出向きました。
というよりこの「パリセチエム」(パリ七番街)さんの
お料理を食べるだけにと言ってもいいですが。(笑)
江戸川のもう終わってしまっていた「菖蒲園」を
散策し、まだ残っていた蓮や菖蒲を見ることができました。
少ないほどにきれいでした。
そして「パリセチエム」さんの店内に入りますと
大拍手です。(?)思わぬ展開。
「オオミタカラ研究会」のみなさんが参集していただいて
「ある道のり」の出版のお祝いの集いをと計画されていたようでした。
総勢で7名様。
お祝いのお酒「獺祭」(だっさい)を手に嬉しそうです。
ただのお酒好きですが。
宴会が始まり、いつものようにフルフルコースです。
ちょっとうらやましさを演出。
そして食事の終盤にいつもどおりに榎本シェフの
ピアノ演奏が始まりました。
このピアノの音は一体何でしょう。
また落涙です。
余りのうれしさにいささか酩酊状態ですが、
みなさんの温かい寄せ書きをいただきました。
それからの記憶は時々しかありません。
どこかにもう一軒立ち寄ったらしいのですが、
どこで何をしていたのか定かではないのです。
そして一人で帰名のため品川のいつもの改札で
いつもどおり酩酊によりネットで帰りのチケットを購入できず、
キャッシュで購入して、みなさんとお別れしたのでしょう。
地下のホームへ行き電車に乗りました。
そして名古屋駅で降りたつもりでしたが、
まずベンチに座り込みますと、見知らぬ方が
近寄ってきて無言で紺色の自分のジャケットを
渡してくれました。
「?」
素的な紳士。
あの人誰。?
きっと電車に置き忘れたのでしょう。
ご親切に追いかけていらして渡してくださったようです。
その方はまた電車に戻られたのですから。
ところが酔っていたのかも知れませんが、
この方はこの世の方とは思えませんでした。
不思議な感じがいたしました。
それからタクシーに乗りました。
「すみません、柳橋の方へお願いします」
「ええ? どこですか?」
「あの柳橋です。分かりませんか?」
「お客さん、ここ小田原ですよ」
「あれ。!まだ電車ありますか?」
「大丈夫です。間に合います」
それで小田原駅に戻りまして改札でわからないので、
駅員さんに言いますと「3100円お願いします」で
お支払いして、五分後の名古屋駅終着のこだまに乗りました。
今度は終点ですから大丈夫。
名古屋駅では到着と同時に目が覚めて無事改札に。
ところがまた改札口でシャットです。
駅員さんに促されて精算ですが、
小田原での3100円が戻されました。
なんだかチンプンカンプンの帰名ですが。
ちゃんと家に戻りました。
一番心配していたのは東京の友人です。
ずっとラインで呼びかけていらしたのですが、
こちらの返答がまたチンプンカンプンなようで。
丁度0時にライン交換終了でした。
ほんとうに心優しき「オオミタカラ研究会」の
お仲間たちに感謝が溢れました。
それにしてもこれからは深酒はちょっと?ですね。
とても嬉しかったんですね。
「人生は美しくなること」 効きました。
ほんとに「だっさい」旅となりました。(笑)