「古代の輸送システム」 奥の院通信 R3 7/7

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地中海のマルタ島には奇妙なものが残されている。岩盤上に軌道のような溝が至るところに存在する。しかも、これはすぐ隣のゴソ島にも存在する。深さ50センチの溝が岩盤に刻み込まれ、2本の線路のように、正確に幅1・4メートルの間隔で平行に走っている。ある箇所では、突然岩盤の中から現れる。そしてまた、ある場所では突然海の中に消える。そしてまた、その軌道は、突然断崖の上で消える。ある場所では海に消え、又あるところでは、断崖の上で消えるのである。海に潜り、空を飛ぶかのようである。

 この奇妙な軌道には、所々に、転轍機や分岐点、待避線があって島内を遠くまで巡り、山の周りを取り巻いている。ある台地には、操作上を思わせるように溝が集中している。これは明らかにある交通網であり、輸送システムだと思われる。

 ある研究チームは、この軌道を走っていたのはどんな車両だったのだろうかと考え、いろんなものを走らせてみた。大小の車を造って走らせてみた。しかしどれも上手く行かなかった。いずれも鋭くカーブしているところで止まってしまった。

 そこで、この地域に最近まであった荷物運搬用のソリを使用してみた。2本の丸太に横木をつけ、牛に引かせてみた。すると、これは軌道内をスムーズに走った。しかし、今度はこれを誰が動かしたのか、推進力の動力は何だったのかが分からない。長年、牛に引かせたにしては、その足跡が残っていない。マルタ島のどこにもそのような足跡は存在しない。

 また最近、この軌道はマルタ島やゴソ島だけでなく、これらを超えた広がりを持っていたことが分かってきた。マルタ島の海や断崖に消えた軌道が、シチリア島や北アフリカで、また海から現れるのである。詳細はまだ未調査ではあるが、これがギリシャにも存在する。また更に遠く離れたオーストリアにも、およそ2キロの溝の軌道が現れた。

 超古代にこのヨーロッパ地域に、何らかの輸送システムが存在したことだけは、明らかになってきた。しかも、この輸送機は海に潜り、空を飛んでいたようにも思える。少なくとも、そこには超高度な技術が、ごく普通に存在していたことになる。それが全く技術承継されることなく、一瞬にして消えてしまったのは、一瞬にして多くの人が消えたことを意味する。
 そこには、これらの移動手段を動かす何らかのエルギー源が存在したはずである。牛や馬に引かせたとはとても思えない。高性能の電池かフリーエネルギーかが、存在したのかも知れない。3000年か4000年も経っているが、その詳細を知る手掛かりは、今のところ掴めていない。

 核シェルターと思われる遺跡が各地に存在し、こうした広範囲の輸送システムがあって、それがある時期に跡形もなく消えてしまった。しかも、その技術が承継されることなく、システムそのものが消えてなくなっているのである。こうした技術には、相当な基礎技術の集積が存在したはずである。しかし、その高度文明の消滅が、これらの基礎技術を消滅させてしまった。

 インド・パキスタン地域の空を飛び回っていた、ヴィマナ(空飛ぶ戦車・航空機)も同じようにこの地域に存在した技術の粋を証明している。この地域のヴィマナなどは、『マハバーラタ』『ラーマーヤナ』などの叙事詩が残されているので、おおよその存在だけは知ることが可能である。しかし、これについても、何か都合が悪いのか、学界やメディアは一切伝えないので、残念ながら一般的にはあまり知られていない。

 今から4000年前に、人類は核戦争で一度滅んだとして、その後に手にした人類の文明は、その当時の水準を超えているのか、まだそこまで達していないのかは不明である。遺跡を辿る限りにおいては、まだ同水準には達していないか、あるいは、ようやくそのあたりまで達したか、という程度なのかも知れない。この点に関しては、奥の院が相当な量の技術を開示していないので、何とも言えないところがある。

 今起きている「奇妙な戦争」の結果によっては、これらがすべて開示されれれば、一気に今の技術水準も上がり、先の人類が持っていた技術が、復元可能になるかも知れない。その時は、現在発見されている諸々の遺跡が、相当参考になるはずである。全ては奥の院次第と言うことになる。