「生き残りを賭けて」 奥の院通信 R3 7/3

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核戦争になっても自分だけは助かりたい、家族だけは無事で難を逃れたい、と考えるのは当然のことであろう。攻撃を受けた場合、自己防衛として反撃は許される。しかし、今の世界には、もっと多くの人で構成される集団で、自分たちさえは無事であれば、あとは相手の集団なり、国は滅んでも仕方がない、自分たちの利益を最優先にするのだと考える集団なり、国が、結構この世界に存在する。

 その筆頭は、奥の院である。彼らは、太古の昔から、あらゆる王国を潰してきた。多くの国王を殺害してきた。イギリスの国王チャールズ1世は公開処刑にし、フランスのルイ16世は妃のマリーアントワネットと共にギロチンに架けた。ロシアのニコライ2世は一家全員を銃殺された。そして、それぞれ清教徒革命、フランス革命、ロシア革命と美しい名前で歴史に残した。自分たちだけの利益を考え、他の利益は、生存も含め犠牲にすることを何とも思わないのである。しかも、その機会を日頃から虎視眈々と狙い、そのための準備に余念がない。

 我が日本はその被害に遭った。支那をはじめとして世界中の国を使って日本いじめを行い、真綿で首を締め付け、とうとう窮鼠猫をかんだのであるが、彼らはそれを好機と捉え、国中を焼き払い、新たな核兵器で広島・長崎の大虐殺を行った。その上で、首相をはじめとして主要閣僚を絞首刑にした。

 ところが、昭和天皇は「敵は新たな兵器を用い、無辜の民を殺害するので、戦いを続けたら、日本人は皆殺しになる」として、過酷な条件を呑んで戦争を終わらせられた。全て奥の院のしたことであった。

 次に、大きな集団で奥の院に匹敵する加害能力を保有し、これも日頃から他国への侵略を考えているのが中華人民共和国(中共)である。正確に言えば、中華人民共和国共産党である。彼らの持っている人民解放軍は世界を何度も破壊するだけの能力を十分備えている。その自信があるからこそ、彼らは世界のジャイアンとして振る舞っているのである。日本の財界は彼らとの商売で日夜金儲けのことばかり考え、日本国の安全保障については全く考えない。政治家は北京に阿って、忖度ばかりし、日本の安全対策を考えようとはしない。

 奥の院は加害行為を人にさせ、自身は無関係を装うが、中共は使える人口が多いので、あらゆる加害行為を自らの手で行う。1949年建国以来、チベットを侵略し、台湾を盗りに行き(今のところ未達成)、今は新疆ウィグルを完全併合しようと、武力行為を含めた作戦を展開している。人権侵害などどこ吹く風である。「内政干渉は止めろ」と恫喝している。

 彼らは奥の院同様、世界を、人類全体を滅ぼすに十分な核兵器を持っているので、自分たちの利益のためならそれを使うことを躊躇しない。アブラハム率いる4000年前の奥の院が、核戦争で人類を滅ぼしたが、今また、彼らの子孫で今の奥の院が核戦争を起こし、人類を滅亡させようとしている。中共も彼らの手の内である。昭和天皇が今から75年前にこの事を警告しておられる。しかし、残念ながらメディアはこれを取り上げない。