11月11日 岩戸開きから 12月12日 弥勒の日まで その2

沖縄滞在三日目、最終日の11月12日になりました。

みなさんは昨夜の山根さんのワークショップの興奮にそのまま浸るかのように、朝のバイキングルームで大きな一塊になって山根さんを囲んでいました。

こちらはコーヒーの立ち飲みでした。

出発の時がきました。ここで山根さんと大阪から参加の藤田さんとはお別れです。10名が久高島に向かいます。

乗船場の安座間港に着きました。チケット売り場で今日は久高島が祭礼の日と知りました。ですからニライカナイは通行止めかも知れません。

乗船後30分たたないうちに到着。およそ5年ぶりの久高島に足を着けました。

徒歩にてニライカナイである真っ直ぐな道を目指しました。ピザ浜、タチ浜そしてイシキ浜ですが、やはりイシキ浜直前で通行止めの標識です。もう5メートルも進めばイシキ浜への入り口というところでしたが、仕方なく一つ前のタチ浜に戻り、海岸沿いをイシキ浜へと向かうことになりました。

暴風の中、ニライカナイを歩き島の先っぽへ行った5年前には実はイシキ浜がこの島でもっとも感じた場所でした。理由はまったくわかりません。

すばらしい、清浄な波です。
黙々と歩きイシキ浜へ到着。

なんだかしらず、通行止めの本道からの入り口のほうへイシキが向かいました。なお歩きました。そうしましたら本道へもう少しのところで左側に小さな拝所がありました。その拝所で再び来ることができたことを感謝しました。

その後、ゆったりと島の中の散策です。

船着場では乗船までの時間をイラブ汁などを楽しまれた方もみえたようです。

海蛇。(イラブ)
神無月のころ、出雲に神々が訪れる稲佐の浜の先導役がこの久高島の海蛇である龍蛇神とあとで知りました。

その出雲の稲佐の浜に10日後に訪れることはその時点ではまったく考えられないことでした。

無事に本島に到着しましたが昼食は遅くして空港近くの那覇のテネモス流レストランでフェアウエルパーティとすることになりました。

時間の関係で近くの世界遺産斎場御嶽はパスとなりました。

向かう途中二箇所に立ち寄りました。最初はスリランカから寄贈された菩提樹の苗が見事に育って巨大になっている温室です。

菩提樹がインドから移されて植樹されたスリランカのお寺には以前にマディカさんに連れていっていただきました。不思議なご縁を感じました。

スリランカ3

那覇への帰り道に人気のファーマーズマーケットやんばる市場に立ち寄りお買い物です。ここは沖縄の地元の野菜や食材や花なども広々と一杯に配置してありました。

いよいよお別れパーティーです。

奥武山公園駅近くの「RYUGU」(りゅうぐう)です。

島野菜&イタリアンのお店を貸切にしていただきました。まだマナウオーターはついたばかりとか。すっかり釘本さんの影響かテネモス流のお料理でまさに中庸の世界です。行ってみて味わってみてください。わかります。

パーティーは終了し空港への道は運転を譲りました。というよりはお酒が運転で飲めない方に代わっていただき飲みました。

10人乗りの大きなバスのような車でしたがなんとか考えた女性お二人に空港まで無事運転いただきました。

神惟ら(かんながら)。

そのバスを釘本さんにレンタカー屋さんに返却もしていただくことになりました。

沖縄の旅を通じて参加者の皆さんはどのような学びがあったのでしょうか。それはさまざまと感じます。

特別にミーティングの時間はとりませんでしたが(というか取れず)旅全体がミーティングの連続となりました。

細やかな配慮をしていただいた釘本さんに大きな感謝をささげます。

テネモス 私達はもっている。

私達は何をもっているのでしょうか。すべてのすべてでしょうか。それともすべての方が「神」をもっているのでしょうか。

岩戸が開いた後の旅はまだまだ端です。

帰名後すぐに東京から二人のお客様が名古屋にみえました。

熱田さんへのいざないでした。