食べない方たち

11月6日(日)、前日に久々に来名された仙台のOさんとのご縁から急に大阪に出向くことになりました。はせくらみゆきさんが始めて主催となったフォーラムで、食べない人とか、ほとんど食べない人のお話や座談です。はせくらみゆきさんの絵画の簡易展示場を拝見して会場へ行きました。久々に講演会なるものに出向きますのでちょっと恥ずかしい感じがしました。

森さんという女性のヒーラーの方はあまりにも有名です。

一日に青汁一杯だけです。この青汁一杯もほんとうは要らないけれど、あまり何もなしでは皆さんが不思議がるからといわれましたが、存在がすでに不思議です。鍼灸師で5万人もの方を治療し、難しい病も治したそうです。明るい女性という感じでした。

次は秋山弁護士さんです。

この方は水も食べ物も一切口にされません。パレスチナに出向いたときに、いきなり8キロだか10キロだかのマラソンに出場しないかと言われて、革靴で完走。途中幾度も差し出される水に一切手を出さず。それでも汗は出たとか。

不思議に思った人がどうして水もなしで大丈夫なんですか?と質問しますと、

「フリーエネルギーを取り入れて水に変換しています。」

というお答えをされたよし。

このお二人で午前中は終了です。

午後はこれまた有名な滝沢泰平さんと主催のはせくらさんのお話の予定がプログラムにありましたが、なぜだかお聞きする気になれず新幹線で名古屋に戻りました。

久々のお人のお話。Oさんに素敵なお時間をプレゼントされてありがたく感謝しました。さてもし目の前の現実の方でお一人でもなにも食べずに生活をされていらっしゃるのなら、はまりやすい自分はすべての方が可能なことと確信します。

そうなるとよい水とか栄養のある食べ物とか、自然食とかまったく無意味なことがこの世にはとても多いと感じさせます。それでもさすがに空気は吸わないで生きている人はいないだろうと誰でも思われることでしょう。

でもそんなことができそうな人がこの国にいらっしゃいますね。まったく空気がないかどうかははっきりしませんが、インドでは聖なるヨギとして名が知られている相川圭子さんです。10回を超えてサマディー(聖なる儀式)をしてみえます。女性ですからヨグマタと呼ばれています。もちろん日本ではただ一人です。

そのサマディーでは3泊4日で地中の穴に入ります。そしてその上部を覆い、土をかぶせます。瞑目して4日目に自力で地上に上がれれば聖人として認められます。何万人もの人たちが一緒にその様子を見ています。偏屈な自分はその穴の大きさ、成人女性の肺活量と呼吸数などから本当にその穴倉で窒息しないだろうかの計算もしたことがあります。おそらく熊さんの冬眠のように生命維持力をかなり落とせば不可能ではないとは思いました。

ですが普通の人間ではとても不可能です。しかし一人でもできる人がいればそれは誰もができます。したがって空気もまた人を生かすものではないかもしれないと感じました。それでは人を生かしている物質ってほんとうにあるんでしょうか。それとも物質ってほんとうにあるんでしょうか。不思議です。

忘れていました。秋山さんの最後の言葉、

「ひとつひとつ丁寧に生きてください。」

がとても心に残っています。
いつも大雑把を選択しているだけに・・・・・。