世界の覚者たちの夢

富山大学の寮の近くに小さな人が一人通れるくらいの
木のゲートがある。
そこをあけてしばらく小高い丘のような道を上がっていくと
小さな神社がある。

その緩い坂を上りながら正観さんは言った。
「この小高い山の中にね、壷があってね。
それを掘り出そうと、いろいろ考えているの。」

そのことが実行されたかどうかはわからない。
正観さんは天に還った。
その壷には上古10代から伝わった神代文字が
秘められていたようだ。

そしてその坂の先に小さな神社がある。

「御皇城山 皇祖皇太神宮」である。

竹内家の神社である「皇祖皇太神宮」の富山の神社。

「竹内文献」は今の神武以来の皇統とは異なり、
もっともっと古い上古の時代のスメラミコトが
この大和由来であることを記す文献である。

故高坂和導さんの著書になった二冊の本が
良く知られている。
「竹内文書」

その竹内文献によると、
「世界の覚者と言われる人々が、日本の古代の
スメラミコトに会うために日本を訪問している。

モーセ、マホメットはシルクロードで、
釈迦やイエスはインド洋と東シナ海の船旅で。

そして日本の言霊を学び、それぞれの国で
その基本的な精神を伝えたとある。

孔子や老子も同様。」

その証拠に世界中の各地に菊の御紋が散見されたり、
天の浮舟で世界を巡行された日本のスメラミコトの
世界での飛行場がハネとつく地名がやはり多い。

ハネムーンともいう。
日本では羽田空港、金沢の羽咋、生まれた地でも
羽根と言った場所がある。
そこここには飛行場のような広い場所がある。

能登にあるモーセの墓を訪ねた翌朝に
同行のS先生に本を共著予定だった高坂さんから
電話が入った。

お元気だったのだが、
その翌日高坂さんは天に還られた。

もしこの国がもともと世界の中心にスメラミコトを
いただく国だとして、世界中の人々に農耕などを
伝え、そして世界の宗教的な指導者たちが
こぞってこの国を訪れていたことが真実ならば、
その精神を伝えるものは何か。

それを伝えて封印され、世に出されたものが
小笠原孝次さんの「言霊」シリーズの各書だ。

そしてそのトドメが「言霊開眼」。

アオウエイ 言霊50音

アの発心からイの創造へ、その第三文明の時が
来たと強い決意で伝えている。

アからイへ愛と慈しみがすべてと。