縁覚 空を知る

「空を知る」

自殺される人
その方を持つ家族
病にあり痛みとともに病を感じる人
家族の方が常なる状態になく絶えず見守りが必要
突然の事故

人間はなんでなんでと考えさせられるシーンに
何度も会います。

ただそんな場面にあって、たとえそれがどんなに
理不尽でもただひとつすることがあります。

それは「受け入れる」ことです。
そしてそれを「受け入れざるを得ない」のが人生です。

「いづれの行も及び難き身なれば
とても地獄は一定すみかぞかし。」親鸞

まるで煩悩のこの世は菩提のこの世であるかのよう。

苦しいことに堪えて生かされる人生を
どのようにとらえて生きるかもまた自由意思に任されています。

「人間は決して一人では正気に至らない」

人生には必ず相手が現れます。
そのお相手が正気に導く方とは・・・
気が付くのに抵抗があります。

それが自我の栄養源です。

「縁覚」とは「空」を知ること。

天御中主神「ウ」の1
1から剖(わか)れてタカミムスビとカミムスビの
2になります。そして2は3を生み、万物を生みます。

ほっておいてもそうなったこの世。

2から1に戻る道は「縁覚」の「空」を知る道でしょうか。

「これから起きることはすべてもう起こったこと」

影を見ている。。