随想 伊路波村から23~友あり・・

「人生の5番目の時期に入ったよ・・・。」

大きな手術を経て とても元気そうになった友人が
訪ねてくださった。

同年の彼。

「これからの10年は 仕事を楽しんで
人生も楽しんで やっていく。」
おだやかに話をされる。

出会った16年前には 売り上げ高競争を競った
経営者仲間だ。

その後時代が変化して 売り上げで競争することは
あまりにもおかしくなったので 「愛一番会社」競争になった。

いまだ答えがでないでいる 現在の閉塞的な時。

時を同じくして 同い年の友の これからの10年に
同じ思いを共有できた。

これから続く次世代の方々に 何が残せるだろうか。
何かを残すというよりも 物質はほとんど何も
残せないし それでいいと感じている。

もともと この世は廃墟みたいなのだから。(笑)

住民税 介護保険 国民健康保険などの金額が
目の前に迫って 始めてきづいた人々のなんと
多いことだろう。

政治に国民が関心をもつ時代ほど
危うい時代はないのかも知れない。

痛む箇所が 身体にあって 始めてその存在に
気づかせていただく。

そして身体全体の役割を知る機会を得る。

自分が何をしてきたのかの結果を教えてくださる。
何もなく平穏な時がどんなに幸いかがわかるのは
逆境の時だし 逆にいのちが進化を果たすのもまた
逆境の時だろうか。

進むのです。

飛躍的進化の時が来たようです。