随想 伊路波村から124〜暮れのつぶやき

暮れのつぶやき

最近気になったフレーズについて。
白峰聖鵬さん「人間は聞いた情報のような人間になる。」

これを聞いて「人間は食べたもののような人間になる」を
思い出しました。

21日は坂田さんと昼食忘年会。
数々の言葉が飛び出す。

「契約は信頼の証」と言う言葉を書いてきたある本人さん。
他人が言えば素晴らしい誉め言葉だけれど、
自分が言ったらただの自慢。(笑)

でもそのおはがきを受け取って、自分の慢心をいましめた
達人もいます。

「食育は教育に優る」
そうですね毎日朝礼で社訓や、立派なお話をしても
あんまり人間に変化はありません。

早起き会で素晴らしいフレーズを唱和するような
組織の大リーダーが毒になるようなものを作る会社の
社長だったり。(笑)

食べ物を変えたほうが早いとか。
だから教育より食育。

「急に儲けた人は急に落ちる。
あんまり儲けないほうがいい。
いいことを黙々と他人に尽くす人がいい。」

すこしなぐさめにはなります。

「恩人のことを忘れず、忘れない行為を
続けることが大切。」

森先生のお墓参りを、年の暮れの12月にかかさず
続ける坂田ご夫妻。
「森先生にお会いしなかったら、
今のわしはないんじゃけん。
墓は1-2分。
でも続けることが大事だから。」
偉大な方にしてこの心。
私たちの小ささを知ります。

「寒いですね、暑いですね」を口にだすような
人間は芯が通ってない。

「寒いですね」って声をかけられたら、
「厳しいですね」と答えなさい、は森信三先生。

わたくしだったら「すずしいですね」で人が笑う。

雪が降っています。