テネモス通信 vol.42

全ては酸とアルカリの調整。

今朝起きた瞬間に飛び込んできた言葉です。

沖縄は電池のようなものだと、飯島さんから聞いたことがあります。沖縄列島は、酸性系の島とアルカリ系の島が交互に連なっている。だから力があるのだと。なぜ、こういう話になったかというと、沖縄には、ハブがいる島といない島があるという話からでした。

石垣島にはハブはいますが、宮古島はいないそうです。

飯島さんは、酸とアルカリの見極めが大事だと言っていました。ハブは猛毒をもつ蛇です。蛇はアルカリを象徴します。アルカリを象徴するハブがいないということは、宮古島は酸性系の島と言えます。アルカリは、酸を嫌います。

先日メルマガやブログ(テネモス日和)で紹介した宮古島の農家のTさん夫妻は、毎日、海水を汲んできて、バンブーで生きた海水に戻してから、葉面散布しているとのことでした。(Tさんは、もともと建築関係のお仕事をされていたそうです。昨年宮古島に移住して、農業を始めたそうです。しかも、はじめての種まきは、今年の1月とのこと。それで、害虫もいない、とても気持ちのよい聖地のような畑を作られているのは驚きです。)

宮古島はハブがいない島。つまり酸性系の島といえます。Tさんが昨年から始めた畑は、以前はおそらく慣行農業で農薬を使っていたのではないでしょうか。そうすると、農薬は酸性ですから、畑の土はかなり酸性に傾いていたのではと思います。

その酸性化した畑に対して、毎日、生きた海水(海はアルカリ)をかけることで、中和力が働いたのでしょう。

飯島さんは、見極めが大事だと言っていました。
全ては変化している。
宇宙は、常に圧というギャップを整えるはたらき、
中和力で成り立っているからです。
ゼロにもどすともいいます。
「出したものが還る」が中和力です。

つまり、自分が出した意識が、目の前に現れている現実。法則という神は、人間の意識の善悪に関わらず、忠実に結果をかえしてくれます。

法則はどんな人にも平等で、無差別・・

自然が教える農業は、人間が、神という法則に合わせる農業だと言えるのではないでしょうか。変化を見極めて対応していく世界です。

飯島さんは、「神はいつも人間に合わせてくれている。これからは人間が、神という法則、生命に合わせていくことが大事なんだよ。」と言っていました。

何かをクリアすると、またチャレンジが現れてきます。それが永遠に続く進化の世界なんだと思います。農業に限らず、全てにあてはまります。

電車の中で、携帯ゲームに夢中になっている若者がたくさんいます。人が作ったゲームをクリアするのではなく、人生という自分がつくったゲーム(生命ゲーム)をクリアする喜びをみんながもったら・・と心から思います。それが飯島さんが言っていた教科書の書き換えなんだと思います。