お盆が明けました。先日学生仲間の方との集いで、「鮎どうなった。?」と聞かれました。伊路波村を訪ねてくださっていると知り、きちんと書かねばと、意を強くしました。
実は最後の鮎は、お盆明けに見てみましたら昇天していました。故鮎さんの意思(?)を大事にして、写真はなしとします。お盆中も何日かは、Tさんが氷を取り替えたりして、水温が上昇しないようにしてくださったのです。鮎は28℃以上の時間が72時間を越えますと半分が死ぬといわれています。そしてさらに鮎の生息限界温度は32.8℃ですから、毎日生息限界に来ていた水温が幾日も続き、氷を入れたりしましたので、水温の変化などでかえって疲れてしまったのかもしれません。
とにかくおよそ80日間生きました。わかったことは?
- 鮎を育てる水温を管理すれば、マナシステムでは生息限界時間まで生きることができる。水替えは必要なく、水の減少分を補うのみで大丈夫。
- えさは食べなくなるので、苔が生える条件などが必要か。
- 育てる水槽の大きさで、生きることのできる鮎の数が決まってくる。
ある程度のスペースが必要。
以上です。ありがとうございました。