霊性の旅 淡路から神戸へ ~空海のレイラインの終点を訪ねて 9 エピローグ 自分とは何か

空海のレイラインを訪ねてと題した旅が
終わりました。

何かが終わった感が迫ります。

そしてまた何かが新たに始まる予感です。

自分とは何か、あなたとは何かと問われましたら、
自分はずべて、そしてあなたもすべてとお答えいたします。

それぞれが意識があって、その意識が創造する世界が
目の前に広がります。しかしそれはまるで嘘のような世界です。
人の意識がとらえるこの嘘のような世界とはまったく相いれない
絶対的な一点から常時吹き上がる無限とも言ってよい膨大なエネルギーが
あなたの正体でしょうか。

言葉は空しいものですが、そして言葉が出ると
それはまた嘘のようなことですが、あえて言葉なら

吹き上がる無限の「絶対感謝」

45歳の時に128日の自己開発セミナーに参加しました。
自己がもつ考え方のゆがみが訂正され、魂が覚醒しました。
そしてやはり判断というものや人生での自我が粉砕されたとき
風や木々や鳥の声そしてお人などが活き活きと輝いて見えました。

さらに自分の一番苦手な仮装(バレリーナ)をし、
参加者の全ての方々がやはりそのことで業を克服し、
お祝いでお一人お一人が胴上げされたとき、人が
虹色の光に包まれて輝く姿を見ました。

さらに120日間その芽生えた精神が継続して
しっかりと自分に根付くようにと、120日間の
日常の行いを自分で決め必ず120日間やり通します。

しかし人間の心は維持が大変に難しく、同じセミナーに
参加された方々との25周年での集いでは、参加者どおしが
喧嘩を始めるような事態もありました。

人は弱いものです。

判断や考え方というもののむなしさを知ります。
この世に善も悪もなく正邪なくまた上下もなく葉隠れが示す
「甲乙なく 自他もない」のが実態なのでしょう。

混迷するこの嘘のような世界に翻弄されない
各自のしっかりとした心の柱が待望されているかのようです。

わたしはあなた

一体全体

        つづく・・