名古屋市の水道水で海老が140日生存

沖縄や九州のように、冬でも海水温が20度くらいで夏でも30度少しのような温暖な地域で養殖される車海老です。その海老が名古屋市の水道水をマナウオーターのシステムで循環させる方法で果たして生存できるかどうかの実験でした。

上の図は、青い線が水温です。赤い線が海老20尾の減少していく線です。水温が14度~28度の3ヶ月間はほとんど海老は亡くなりません。14度より水温が下がっていくと、次第に海老は亡くなって行きます。140日間で20尾が5尾になりました。(図は8尾となってますが、本日確認)平成27年1月8日現在、このまま放置しますと全滅しますので、今日はおそばやさんに頼んで残った5尾の海老パーティーをします。 海老さんにはお疲れ様でしたと言いたいです。

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でもとにかく名古屋市の水道水の循環だけで生きるなんて。???

仕様

水:
名古屋市水道水を浴槽270リットルに入れ、3%人工海水とする。底には白砂をひく。(海老は夜行性のため、日中砂にもぐるため)

海老:
車海老 名古屋市柳橋魚市場にて調達 水温15度の高酸素海水にて生存
DO(溶存酸素量) 9 mg/L

海水の活性化方法:
マナウオーターシステム(湧水システム)、エアドリームシステム(空気発酵システム)、水循環方式(ずっと同じ水)

環境:
名古屋市中川区の工場の外部 屋根のみありの屋外

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結果考察

☆海老の健全発育水温は脱皮をしていた17度まで。水温の上限は32度くらいと思われる。室内なら冬季わずかな暖房で長期間生存が可能。
☆それより水温が下がると脱皮せず、またエサも食べない。
☆エアドリームで空気発酵をかけると水の発酵が進み、水がきれいになる。
☆マナシステムで圧があがることで、生命エネルギーを吸引できる。海老の生存がそのことを表している。海水現場での養殖は海水の定期的な一部入れ替えとエアレーションが必要となるので、その大掛かりな手間をはぶくことが可能。
☆屋外の飼育でしたら4月~11月までが限界でしょうか。
☆実験終了時の海水温度5,8 DO(溶存酸素)10,7(飽和酸素量の98%)酸素量は飽和に近く海水としてはとても環境適合している。ただ比重が1,028とやや大きい。これが生命維持を弱めたのかもしれない。

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