奥の院通信から R4 9/23 「ロン・デサンティス」

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以下は、今年5月にアメリカフロリダ州のロン・デサンティス知事が行った演説の冒頭である。

 なお、デサンティスはイタリア系のアメリカ人で、イェール大学、ハーバード大学を卒業したあと海軍に入隊し、イラクに派遣されている。その後、連邦下院議員に当選し、トランプ大統領の盟友となり、現在フロリダ州知事を務めている、まだ43歳の若手政治家である。トランプ大統領の後継者として期待出来そうに感じる。

 「CPAC(保守政治活動協議会)!
 アメリカで最も自由な州へようこそ!
 2021年にCPACを開催出来たのはラッキーでした。

 2021年フロリダ州は、国内からの観光客数が、過去最高を更新したことを喜んで伝えましょう。しかも、この記録的な観光客数には、ロックダウンで人々の移動を制限してきた政治家、知事、市長、大物テレビ司会者等が含まれているのです。フロリダを批判しているのに、なぜ彼らは真っ先にやってくるのでしょうか? それはフロリダで自由を満喫するためです。

 なぜフロリダを批判し、ロックダウンを推進する大物たちが、フロリダに来るのでしょうか?
 答えは明らかです。私たちは当初から、人々の自由を制限し生活を破壊する『ファウチ流ディストピア(暗黒郷、死の国)』に陥る事を、拒否してきました。

 私たちは人々の権利を保護し、雇用を守りました。中小企業を保護し、フロリダ州の全ての子供が週に5日学校に通学出来るようにしました。

 フロリダでは、自由を侵し、生活に害を与え、社会を分断する『生物医学的安全保障国家』を拒否してきました。それだけでなく、ワクチンパスポートや接種義務も禁止しました。大企業が「ファウチ・イズム」に加担することなど、とても容認できないからです。」

 ロン・デサンティスはアメリカのフロリダ州知事で、近々アメリカ大統領になる可能性の最も高い人物である。ミリタリー内で、トランプは生ぬるい、デサンティスに切り替えるべきだとの意見が出るほど評価も人気は高い。しかも、彼はトランプの子分を自称するくらいで、トランプ本人との仲は極めて良好である。たまたま、トランプの別荘であるマーアラーゴも、このフロリダ州にある。

 彼は、フロリダに来る観光客増加のことを話しているが、フロリダ州の人口そのものも、テキサス州と並んで最も多い州である。この一年間で、テキサス州は31万人増、フロリダ州は21万人増であった。逆にカリフォルニア州(州都サンフランシスコ市)、イリノイ州(州都シカゴ)、マサチューセッツ州(州都ボストン)、ルイジアナ州(南部ニューオーリンズ)などは人口が減少している。いわゆる大統領選挙に於いて、民主党の強い青い州と共和党の強い赤い州とに別けられている。

 更に彼は続けた。

 「私たちはあらゆる自由のために闘い、フロリダは「ファウチ・イズム」(コロナ騒動を引き起こした張本人の黒幕アンソニー・ファウチ博士)を打ち破りました。
 サンシャイン・ステート(フロリダ州)では、自由が勝利したのです。フロリダは要所要所で世界をリードしてきました。当初から世界の期待が私たちの肩にのしかかっていました。

 やる事なす事、批判されました。2020年の夏を思い出します。
 子供たちは学校に再び行けることを望んでいました。しかし教職員組合は、タラハシー(フロリダの州都)の教育省前に棺桶を並べる等とほのめかし、学校を閉鎖するために私を告訴しました。」

 我が日本国も、彼の演説を参考にすべき点が多々ありそうである。この11月に行われるアメリカ中間選挙で、(不正がなければ)どうすべきかのヒントは得られるはずである。