奥の院通信から R4 5/13 「また支那事変?」

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5月7日(土)、アメリカのバーンズCIA長官は「プーチンは第1段階で失敗し、その怒りでウクライナの南部への攻撃をエスカレートさせた。これは、発生した損害が取り返しのつかない程のものとなり、それを取り返せなくなったからである。そこで彼は気の狂った状態に陥った」といった。

 メディアはロシアがウクライナとの戦争に勝ち目がなくなり、「プーチンが核兵器を使用することも辞さない」と盛んに報道するようになった。しかし、プーチンは核兵器の使用など明言してはいない。4月27日の議会での講演は、「必要があれば、他国の持っていない手段を用いるだけだ」といったに過ぎない。これを、メディアは核兵器の使用も選択肢の中にあると報道したのである。

 ディープステートの宣伝部であるメディアは、プーチンは気が狂っている、核兵器使用も辞さないと盛んに仄めかす。「警戒すべきだ、油断してはならない」とまでいう。
 そして更に、プーチンはこれからガン手術をすると報道し、核兵器使用まで追いやるべく宣伝し、世界を洗脳する。ウクライナでの核使用があっても、アメリカ本土まで届く戦略核の使用はないと踏んでいるから、このような発言を平気でする。

 この状況は、かつて日本に突きつけたハルノートとよく似ている。とにかく、相手を窮地に追い込む。そして窮鼠猫を噛ませる。核兵器使用を目論んでいるのは、逆に、ディープステート側であることを見抜いておく必要がある。ロシアに先制使用させるのである。なぜそう思う?彼らには使用実績があるからである。日本人は忘れてはいけない。プーチンもこれには乗らないと思う(半ば希望的観測でもあるが)。

 4月4日(月)、イギリスのジョンソン首相氏はウクライナを電撃訪問し、「キエフとモスクワの交渉を破壊した」のである。彼は、「モスクワとの平和交渉を中断するように」とキエフ側を説得している。かつて、、ルーズベルトが支那の蒋介石にしたことと同じである。ウクライナを支持する西側(ディープステート側)は72時間以内にロシアがキエフを占領すると予測しており、ゼレンスキーをロンドンへ亡命するように、と説得している。
 しかし、このような状況は発生しなかった。プーチンは狂ってなどいなかった。

 その前3月29日(火)には、トルコでウクライナ側と平和交渉を行い、翌日にはロシアはキエフから軍を引き上げた。その直後にブチャの虐殺が発生している。これは実際にはウクライナ軍のしたことであった。これもバレてしまった。

 ジョンソン首相は、「プーチンは戦犯なのであるから、交渉するのではなく、戦犯として起訴されるべきなのであるといい、また、西側には交渉などするな、というよう仄めかしている。
 西側はウクライナを利用してプーチン潰しをしているのである。ここでは、ウクライナには主権などはなく、西側の言いなりで、ゼレンスキーは単なる傀儡であって、ボスは米英であることが明確になった。

 先のブチャの虐殺やマリウポリの虐殺の話は、その真相は既にバレているが、そんなことはどうでも良いのであって、要するに、彼らが重火器をウクライナに提供する口実を作れればいいのである。その作戦は成功し、今盛んにあらゆる兵器を持ち込んでいる。これで紛争は終わらない。ディープステートの思惑通りということである。悲しいかな、日本もそのための資金を、一部負担させられているのである。

 メディアは盛んに「ロシア軍は弱い、既に発生している損害は膨大で、回復不能である、このまま行けばクーデターも起きかねない」と報道し、逆に、か弱いウクライナ軍は、その中にあって頑張っているという報道ばかりである。もちろんその通りなところもあるかも知れないが、真相は分からない。しかし、分からないのに、一方の情報に踊らされ、政策決定するのは良くないであろう。

 日本政府はこの宜しくない道を歩み始めている。ここで軽々にウクライナ援助の道に踏み込むのはまだ早い。それとも、政府は既にディープステートからの脅しで、身動きがとれなくなっているのであろうか。そうであれば、その事実を何らかの形で国民に伝える必要がある。ロシアは隣国、これからも出来れば仲良くしなければならない間柄である。

 それに対し、ウクライナは北朝鮮と親密で、日本に時々飛んでくるミサイルの技術などを提供している国である。また、中共には空母を提供している。今、日本では官民挙げて、ウクライナに同情し、「援助しろ」の大合唱である。選択を誤ってはならないように思う。