「あなたの知覚するものがあなたを憤慨させるなら、
あなたは自分自身に憤慨しているのである」
あまりきれいな話でなくて恐縮ですが・・・。
朝、フレブルのポムちゃんを散歩に
連れていく役目があります。
12月、こんな状況でも飲み会が多いらしく
時節柄街路の植込み近くに「ゲロ」が散見されます。
ポムちゃんは「ゲロ」が好きなようで、発見すると
「ゲロ」に近づいて行きます。
飼い主はいやなのでポムちゃんを引っ張ります。
好きな事させればいいのですが、さすがに人間の
裁きですね。
それに「ゲロ」を見ますと、片付けもしないでと
余計なことを考えて、心の中の道徳観で裁いてしまいます。
自分も若い時にはよく吐いたのに・・・。
ポムちゃんは散歩中に「ウンコ」をするのが好き。
スルスルと人間のようにきばることもなく
出てきます。(笑)
終わるとその場から少し離れてじっとしています。
おしりをふくのは飼い主の仕事です。
そして後片付けも。
それから散歩中に変なものを食べたり、家の中でも
ゴミなんか食べたりすると、家の床のあちこちに
「ゲロ」を吐きます。
家の人は「あ~あ~」と言って笑いながら
ふき取ります。犬を叱責するようなことは
対人間と違ってありません。
犬なら平気で人間なら叱責。
自然ならあきらめているのか、悪天候に怒ることも
ありません。
人間だけには裁きが入ります。
相手がいるからこそ自分の分離度がわかります。
相手がいないと自分の状態がわかりませんね。
目の前で憤慨するようなことに遭う時、
もし憤慨したら、それは自分が分離していることを
あからさまにします。
相手は自分そのものなのに。
「あなたの知覚するものがあなたを憤慨させるなら、
あなたは自分自身に憤慨しているのである」