和顔と愛語

「われわれ人間は、いやしくもこの地上に不幸の人が存在する以上、自分の幸福に対して、どこか相すまぬという気持ちを忘れこと」だと思うのである。同時にかくは考えても、この地上の人類のすべてを一人残らず幸福にするということは、現実としては到底実現不可能という外ないであろう。
“森　信三　運命をひらく　３６５の金言　５５　「和顔と愛語」” の続きを読む

日々、「他人に好かれる人間になろう」と
努力してごらん。

精神的誕生

人は肉体的には一度より誕生しないが、精神的には幾度も誕生することができる。
一日一日が、精神的な誕生でなくてはならぬ。

病があってもなくても、健康であろうと
不健康であろうと、生きている状態にかわりはない。

心の置土産　②

　今諸君らの生活が、真に深く、かつ内面的に大きかったならば、諸君らの精神は、必ずや後に来る人々のために、一種の置土産となることでしょう。さらにまた、私共のように教職にある者としては、その精神は、仮にその学校を去る時がありましても、もしその生活が真実であったならば、かならずや後に多少の余韻が残るようでなくてはなりますまい。
“森　信三　運命をひらく　３６５の金言　５７　「心の置土産　②」” の続きを読む

ぐんと勢いよく生きていけ。
毎日毎日これでもか、
という勢いで生きていくんだ。

もろびとの思ひ知れかし己が身の

誕生の日は母苦難の日なりけり

　　　　　ー父母御重経ー

９３歳（満）

マヒの右手もて

　　　　　　　森　信三