ラマナ・マハルシの教え「私は誰か」 16 自己の本性は・・

16・自己の本性は何でしょうか?

 真理の内に存在する者は自己のみである。
世界や個々人の人格、そして神は、
真珠母貝の銀色の輝きのように、
自己の内に現れるものである。
これら三つは、同時に現れ同時に消えていく。

 自己は「私」という想いが絶対にない
ところにあるものである。
それは「沈黙」と呼ばれている。自己そのものが
世界であり、自己そのものが「私」であり、
自己そのものが「神」である。
すべてはシヴァであり、自己である。