「アフガニスタン政権崩壊」奥之院通信 R3 8/20

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今から1世紀(102年)前の昨日、1919年8月19日、アフガニスタンがイギリスから独立した。その後、この国は紆余曲折を経て、またまた再び混乱期に入った。気の毒な国である。

 今から20年前、ニューヨークで突如、9・11テロが起き、主犯と名指しされたオサマ・ビン・ラディン(サウジアラビア国籍)を、アフガニスタンを統治していたタリバンが匿っているとして、アメリカはアフガニスタンを軍事攻撃した。その時以来、アメリカとアフガニスタンは戦争状態で、アメリカの戦争としては最長の20年戦争となった。

 この戦争はテロとの戦争といったが、「アフガン20年戦争」とでも言うのがいいかもしれない。何故こんなに長い間戦争が続いたのか。これからも混乱は続く。この長い戦争は、「続いた」のではない、「続けた」のである。なぜか、それは戦争することで儲かる人たちがいるからである。それが奥の院で、その奥の院の人たちと、彼らにしたがって付いていく者たちである。彼らが戦争から巨利を収めるのである。

 かつて奥の院のドンであったマイアー・ロスチャイルドが言ったことを思い出すと良い。
 「私はいつでも、どこででも戦争を始めることが出来る、しかも、起こした戦争をいつ終わらせるか、どちらを勝たせるか、終わった後の講和条約をどんな内容にするか、全て私が決める、勝った方に領土の獲得などはさせない」といった。
 
 戦争は奥の院が起こす。今回のアフガン戦争も彼らが起こした。その原因となった9・11テロも彼らが起こした。そして20年経って、先日再びタリバンがアフガニスタンを支配することで決着した。決着させたのである。その間アメリカ合衆国は8兆円の資金をこの戦争に投じ、多くのアメリカの若者を犠牲にした。

 この間、アメリカが8兆円投じて、持ち込んだ兵器はアフガン政府軍が持っていたが、今ではこれをタリバンが持っている。政府軍は30万人おり、アメリカ製の新兵器を持ってアフガニスタンを統治し,タリバンを押さえていたはずである。これが先日、あっという間に崩壊し、20年間アメリカが戦った相手のタリバンが政権を掌握した。しかも、彼らがアフガニスタン政府軍の持っていたアメリカ製武器を持っている。

 いくらバイデン政権が米軍を引き上げたからといっても、いきなりタリバン政権が出来ることはあり得ない。アフガニステン政権はすでに崩壊しつつあったのに、アメリカ政府はそれを隠しアメリカ国民を欺していたのである。
 何だかおかしくないだろうか、これをアメリカ国民が変だと思わないのは、彼らがメディアに欺されているのである。アフガニスタンにおける米軍の働きを、アメリカ国民に知らせるのはアメリカのメディア(奥の院)である。

 奥の院が9・11テロを起こした、そしてその犯人と決めつけたオサマ・ビン・ラディンがアフガンに逃げ込んで、タリバンがこれを匿っているとして、タリバンのアフガンと戦争を始めた。テロとの戦争と称して,莫大な予算をつぎ込んで始めた。しかも、それに続いて、イラクとの戦争も始めた。フセインのイラク政府を崩壊させ,フセインを処刑させた。

 この度、アフガン政府を倒して政権を打ち立てたタリバンは,中華人民共和国(中共)と親しくなった。中共がタリバンを支援したのである。その中共は今アメリカとは戦争状態に入ろうとしている。しかも、中共はウィグルで人権問題を引き起こして世界から責められている。これを何とかタリバンがしていることにしたい。中共は今国外に強制収容所を作っていることも分かってきた。近いうちにアフガニスタンに中共の強制収容所が出来るかも知れない。

 アフガニスタンはこれから中共が取り込んでいく。奥の院と中共はグル、その中共がアフガニスタンをアメリカから取り上げた。そのためにバイデン政権は働いた。奥の院は中共の敵である欧州やアメリカ合衆国を支配している。米中戦争といわれるが、中味は奥の院の右手と左手で喧嘩をさせているに過ぎない。その本質はあくまでも奥の院の商売である。そして、彼らが進めているのは、大虐殺と人口削減である。

 奥の院は商売をしながら、世界支配体制の確立を進めている。彼らのいう人権など口だけ、本気ではないことを見抜く必要がある。チベットや新疆ウィグルの人権問題など、今に始まったことではなく、中共政権が誕生した直後から始まっている。そして奥の院はそれを意図的に見逃している。それを今頃になって言いつのるのは、そこに邪な奥の院の意図が隠されている。隠すために活躍しているのが、メディアであり、政治家や学者たちである。ノーベル賞まで用意している。