「天皇もイルミナティの会員」奥の院通信 R3 2/25

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 ある著名な幅の広い医学系の学者さんが、天皇もイルミナティの会員であるという。俄には信じ難いことであるが、この方は信頼の置ける立派な学者さんなので、イルミナティなるものがよく分からなくなる。ディープステートはこの綱領に基づいて行動しているように見える。

もう一度綱領を書いてみる。

 ・全ての既成政府の廃絶とイルミナティの統轄する世界統一政府を実現する。

 ・私有財産と遺産相続は廃絶する。

 ・愛国心と民族意識を根絶する。

 ・家族と結婚制度を撤廃し、更に子供のコンミューン教育(赤化教育)を実現させる。

 ・全ての宗教を廃絶する。

 最初に「全ての既成政府の廃絶とイルミナティの統轄する世界統一政府を実現」と言うが、これこそは、ディープステートが「ワンワールド」と言っていることと同じである。ユダヤ人が「ユダヤ人以外は人間ではないから、彼らには国などいらない」と言っていることに符合する。確かに、天皇のおっしゃる「八紘一宇」には合致する。人類は「一つ屋根の下に生きる」と言う思想はその通りである。人類は一つの屋根の下で生きるものであるから、お互い争わないという意味では、この点は天皇の大御心に叶う。しかし、奥の院のいう「ワンワールド」はこれと似て非なる物である。皆殺しにした上で一つの国にするというのである。

 確かに、ユダヤ人たちは太古の昔から、その時に存在する大国(王国・君主国・帝国)をすべて潰してきた。最後に残っているのが日本国である。その日本国も先の大戦で半ば潰された。今ではユダヤ人の属国(彼らの支配する国の属国)になっているとも言える。常に小突き回され、へこへこして逃げ回って、何とか生き延びているという状態である。隣には、中華人民共和国という奥の院の造ったジャイアンがおり、いつ食べようかと狙っている。奥の院が「もう良いよ」と言えばすぐに食べに来ること必至である。狼の前の子羊である。もちろん、この国が今のままジャイアンでいられるかどうかは疑問であるが。

 次の「私有財産と遺産相続は廃絶」は、所有権を否定することである。これはまさに共産主義が求めていることである。原始共産主義であり、ユートピアの実現目指す。所有権を否定すれば、自ずと遺産というものはないのであるから、遺産相続なるものもなくなる。これは人間の現在の観念が相当変わらなければ、受け入れられないもののように思う。人間はこの「物の所有」を巡って血みどろの戦いを繰り広げている。とくに、ディープステートは自分たちだけは別だよ、我々はすべての富を独占するよという。そして、何とか獲得した財を、いかに子孫に残すかで汲々としている。従ってこの綱領は自分たち以外に当てはめる。

 ユダヤ人は世界中に出かけていって、そこを植民地として武力で支配し、そこにある富を収奪してきた。この悲劇の時代を、歴史は「大航海時代」と美化しているが、酷い話である。また、中華人民共和国(中共)は建国と同時に、あらゆる人民の富を取り上げて共産党のものにした。そして70年余りの時が経ち、その世代の者たちがこの世を去っていなくなったところで、共産党員たちがこれを私物化し、超大富豪が生まれている。この綱領のこの項目については、中共共産党についても、当てはめないよとなる。

 確かに、この世の物は「神の物」で、人間が造った物はない。そして、死ぬときにあの世に持って行ける物でもない。天皇は先の大戦が終了した時に、すべての財産を没収された。皇室財産はすべて取り上げられた。いや、天皇ご自身が、進んで国民のために差し出された。それ以後は、天皇・皇族は国の予算として支出される歳費で生活しておられる。もちろん、それに対する不満を表明されたことは一度もないし、そもそも何とも思っておられないのである。天皇にはこの綱領である私有財産を、自ら廃絶しておられるとも言えるのであろう。ここでいうイルミナティ綱領を遵守しておられるともいえる。イルミナティのメンバーが天皇のような方ばかりであれば、イルミナティなる物を信じてもいい。しかし、どうもそうではなさそうである