「ミャンマーのクーデター」奥の院通信 2/19

 2月1日10時、ミャンマーの首都ネピドーで連邦議会が始まる予定だった。そして昨年11月8日に行われた総選挙で当選した議員たちが召集され、新大統領を選出することになっていた。
 ところがこの日の早朝、アウン・サン・スー・チー国家顧問とウィンミン大統領や、複数の閣僚たちが国軍部隊によって拘束され、非常事態宣言が発令された。そして、国軍最高司令官であるミン・アウン・フライン将軍が、全ての国家権限を握ることになった。事前に周到に準備されていたようで、急襲した国軍には負傷者は出ていない。クーデターは極めて平穏に完了した。

 理由は昨年11月に行われた総選挙に大幅な不正があったと言うことである。この点、時期も今回のアメリカ大統領選挙と同じである。ひょっとしたら、アメリカでもこのミャンマーと同じクーデターが起きているのではないかと疑う。発表してないだけで、実質は軍によるクーデターが行われたと見れば、現在の状況に辻褄が合う。もし仮にそうだとしたら、この状況はいつまで続くのかと言うことである。軍がしていることであれば、力でこれを阻止することは出来ない。

 ツイッターがトランプ大統領のアカウントを閉鎖したが、この時点ではまだメディア(ディープステート)がアメリカを押さえていたが、1月20日のジョー・バイデン新大統領就任式以来、彼らの勢いが止まったように思われる。メディア関係の大物が次々に拘束されているようで、これまでと少し雲行きが違って、怪しくなってきている。

 未だにワシントンDCは兵士たちが占拠している。ホワイトハウスや連邦議会議事堂を含む広範囲の地域が、未だに有刺鉄線で囲まれ、そこには兵士が警固している。誰も入ることは出来ないし、出ることも出来ない。ジョー・バイデン新大統領はどこで執務しているのか分からない。アメリカ合衆国の首都ワシントンが閉鎖されているという異常事態が続いているのである。実質クーデターが起きていると思わざるを得ない。そうであれば、米軍は何をしようとしているのか。

 ここから先は噂話である。アメリカをディープステートから取り戻す作業をしている。国家反逆罪、外患誘致罪に関係した人物を排除すべく、その疑いのある人たちを拘束していいる。その中には上下両院議員、大物官僚、財界人などが含まれている。

 その他に、アメリカでは長い間、子供の誘拐が頻発し、多くの子供が監禁されていると言うことで、彼ら・彼女らを救出しているとも言われている。人身売買や小児虐待が行われ、その事に関連した人物も、今回の軍事行動の対象者に含まれていると言われている。そして、実際に多くの子供たちが次々に救出・解放されているようである。

 バイデン新大統領は、最近、グアンタナモ収容所を閉鎖すると言い始めている。この収容所はキューバにある米軍の施設である。軍事作戦によって拘束された人を収容している。そして、通常の裁判ではなく、軍事裁判で裁かれる。

 この施設は、トランプ大統領の時代に1万人収容から2万人収容まで拡張された。足りそうにないから拡張したのであろうから、それを今になって閉鎖など簡単には出来ないはずである。それ程の人間を収容しなければならないから拡張したのであろう。全米で既に3万とも5万とも言う数の起訴状が用意されているという。

 現在、世界中で財界人、政治家、宗教家、タレントたちが辞任したり行方不明になったりしている。彼らがもし今回のアメリカ大統領選挙の不正に関与しているとしたら、米軍に拘束される可能性はある。彼らはディープステートの人間で、活動はグローバルである。グローバリストとして、世界中で活躍している人たちである。

 今回のミャンマーのクーデターで拘束されたアウン・サン・スー・チー国家顧問たちの要人は、ミャンマーのディープステートの人たちである。もちろん、今回アメリカで起きた騒動との関係は不明である。しかし、ディープステートそのものは、全て奥の院の支配下にあるので、無関係と言うことはあり得ない。時が経てば事情は分かってくるものと思われる。