以前、パチンコの機械を作って販売する会社の社長さんが
おっしゃっていた言葉です。
「国って、玉を囲っているって書きますよね。
だからパチンコの玉で国を作りたいんですよ。
パチンコ王国です。」
面白いですよね。
でもそれはパチンコの玉を価値として
貨幣のように流通させて、パチンコを
娯楽の王様にしたいという願いだったのでしょう。
国ってなんでしょう。
かっこよく言えば、アイデンティティー。?
国民が根底から持つ精神性。?
仮想現実的に言えば、
まず貨幣を発行することができる。
そして国を維持管理するための費用として、
税を徴収する権利を持つ。
この二つですね。
あとは政治、行政、教育、防衛そして管理などをすること。
さまざまな考え方で国が保たれています。
もっとも大切なことは国民がほこりが持てるような
精神性がはっきりとして堅固なことでしょうか。
この国なら大和でしょうか。
貨幣を発行する権利が国にないとしたら、
どうでしょうか。
他の民間がその権利を持って存在している国。
そして金利をいただいてお金を貸し付け、
借りた方は、ほぼ返しても返しても
という状況になりますね。
そういう問題の根底の改革が今の
アメリカの状態ですね。
大改革です。
システムを変える改革。
すなわち新しい国と同じですから。
だから今までを維持したい方たちと、
新しいシステムで真の民主主義を目指したい
方たちとのせめぎ合いが起きています。
それとキリスト教の根底からの問題が
吹き出しています。
宗教は難しいですね。
以前、鏑射寺の中村公隆山主からお伺いした
お話です。
「アメリカも最初はいい国だった。
アメリカの建国時はイギリスの清教徒たちが新しく
真の神がいる土地を目指して、メイフラワー号で上陸し
アメリカで開拓を始めた。
途中金鉱を発見した。
その時に、清教徒とは異なるお金めあての
多くの人々がアメリカに殺到した。
なおも西へ西へ向かった。
西海岸に到達したが、神はいなかった。
それで神は高いところにいると、東海岸から
高いビルを 作っていった。
それが西海岸にも拡大した。
それでも神は見つからなかった。
海を渡ってハワイに行ったが見つからず。
日本へ。
そして世界大戦。
日本でかれらは神をみつけたが
理解できなかった。
わからぬままに朝鮮戦争、ベトナム戦争。
日本に出会ってやめればよかったのに
泥沼に入った。
アメリカの最初の精神は敬虔であったのに。」
この最初の精神と、曲がってしまった精神との
相違が明らかになったのが今です。
そして曲がってしまった精神からの
解放の決定の時でもあります。
「シオンの議定書」の不履行の時です。
人類の解放でもありますね。