今年最後のミーティング

幾度も幾度も多くの方々のまえでお話をされたEさんです。ここ最近は「何度話しても、よくわからないみたいなので、誰が見ても結果が出るものを見せて、行動や意識の変革のきっかけになるように。」と水、空気、電圧振動、石鹸、水石鹸、クリーム、油、革などにかかわるものをどんどん上梓されました。そしてお話の機会はほとんど限られていきました。

今年のここ名古屋でのミーティングの機会も、実は西尾での特別な講演の日にあわせていただいたものです。わたしたちは20年前にEさんのお話を伺いました。はじめは何を話されているのか理解できずにいました。なぜならこの現象の世界は幻、という体験をしていたからです。それでもこの現象の世界があるから、人間は戻ることができます。そして気づくことも多いのですが、あまりに精神の世界に偏っていたようです。

ですが、17年前の再会から、意識が急に動き行動しました。そして行動したものだけが実感する数々の驚きを得ました。そのたびに吸引と放出の真理を体感しました。お風呂は温泉になり、近くの天然温泉にいくことはなくなりました。おじいちゃんの加齢臭は消えました。ラーメン屋さんの排水の油が水になりました。部屋の空気が森のようになりました。やけどが恐くなくなりました。なにより何でも解決策はあると知りました。

そして意識が最大のエネルギーで、現象の原因だと納得しました。長い間Eさんは静かな活動に終始していました。2011年のあの福島でのできごとが、Eさんを世の中に
押し出しました。まさに必然の登場でした。ものすごい数の活躍の場を与えられたのです。しかしその活動にブレーキがかかる事故がありました。

歩く不自由さを与えられても、肉体の不自由さも必然、と語るEさんです。Eさんは、二人だけの兄弟である妹さんを、ずっと若い頃に失いました。

「妹が喜んで生きれる世界を作ること。」
「思い出してあげることが、真の供養です。」

お話を聞いて泣いていました。私も長女を昨年の6月に失いました。とても純粋だった彼女が、喜んで生きれる社会が欲しい。これはいつわりのない願いです。ものはあくまで現象に過ぎない。私達の意識こそがその現象の最大の原因でしょうか。もしかしたら10月が今年最後の、あるいは本当に名古屋最後のミーティングになるのかもわかりません。Eさんに出会えたこと、そしてそれをつないでくださった知花先生に大いなる感謝をささげます。お二人の魂に恥じない活動をと思っています。